Googleは「Android」版「Chrome」ブラウザのバグへのパッチをリリースした。攻撃者がこのバグを悪用すれば、ユーザーが実際に訪問しているウェブサイトとは別のサイトにアクセスしているように見せかけることが可能だった。 このバグは、Rafay Baloch氏によって2月に発見され、修正後の米国時間5月18日に発表された。ブラウザのアドレスバーの偽装を可能にするバグで、被害者はそれだけで詐欺目的の電子メールやテキストメッセージを信用し、ユーザー名とパスワードを入力してしまうことがある。 このバグは4月前半と後半にパッチがリリースされた。影響を受けたのは「Android 4.4 KitKat」と「Android 5.0 Lollipop」だ。 この不具合について詳しく伝えたRapid7はユーザーに対し、通信事業者か携帯端末メーカーに問い合わせてパッチの適用を受けているか確認するよう呼び