田中直紀防衛相は15日のNHK番組で、自衛隊の海外での武器使用基準緩和と「武器輸出三原則」緩和を混同するなど安全保障に関する「素人」ぶりを露呈した。米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題でも、日米協議の内容を暴露しただけでなく、代替施設を年内に着工したいとの考えを表明。政府高官が着工時期に言及したのは初めてだが、番組後「そこまでは難しい」と直ちに軌道修正した。野田佳彦首相は15日夜の経済人との会食で、田中氏の起用を含む今回の内閣改造について「まさに考えられるベストの布陣だ」と胸を張ったが、24日召集の通常国会で野党側から追及されるのは必至だ。 司会者「いつ埋め立て申請を行うのか」 田中氏「年内に着工できるかどうかが当面の手順になっている」 代替施設建設に向けた海面埋め立ての「申請」時期を問われただけなのに田中氏は一足飛びに「着工」時期に言及。埋め立て申請は6月ごろを想定しているのかと再