民主党代表選について地元住民の意見を聞く横粂勝仁衆院議員(比例南関東)=8月28日午前、神奈川県横須賀市の京急・横須賀中央駅前(小田博士撮影) 民主党代表選で、菅直人首相と小沢一郎前幹事長の対決構図が固まってから初の週末となった28日、同党議員らは地元に戻り、街頭やミニ集会で党員や一般有権者から意見を聞いた。「政治とカネ」問題を抱える小沢氏への批判は根強かったが、円高・株安を解決できないまま抗争にかまける民主党への失望の声も出た。議員は「民の声」をどう受け止めるだろうか−。 28日午前、当選1回の横(よこ)粂(くめ)勝仁衆院議員(比例南関東)は神奈川県横須賀市の京急・横須賀中央駅前で、行き交う人々に「どちらの候補がいいですか」と、尋ね続けた。 1時間ほどで約20人の回答を得たが「小沢さんは自分の問題を説明してない」(60歳代男性)などと小沢氏に厳しい声が多く、大半が首相を支持した。とはいえ