iPhone 5が2.1GHz帯のLTEに対応したことに合わせ、発売にあたってKDDIとソフトバンクモバイルが同時にサービスを開始する。LTEとは、Long Term Evolutionの略で、OFDMAと呼ばれる変調方式を採用した通信規格のこと。一般的には高速な通信、遅延の少なさ、電波利用効率の良さとそれに伴うビット単価の安さなどが特徴と言われている。下り速度はカテゴリーによって異なるが、KDDIやソフトバンクが導入する“カテゴリー3”では、5MHz幅を使うと37.5Mbps、10MHz幅を使うと75Mbpsとなる。 こうしたLTEそのものについての話は、KDDIとソフトバンク、どちらのサービスにも当てはまる。また、iPhone 5のLTEで使用する周波数帯はモデルごとに異なるが、日本で利用できるのは今のところ2.1GHz帯だけとなる。秋冬には、KDDIが1.5GHz帯や800MHz帯で
