ヤフーは2009年1月からケータイ向けの行動ターゲティング広告を開始する。個人の嗜好(しこう)性に合った効果の高い広告をケータイ向けにも配信して、広告収益の増収を図る。 ケータイ向け行動ターゲティング広告では二つのメニューを提供する。一つは、ユーザーが「Yahoo! JAPAN ID」にログインした状態で閲覧した「Yahoo! JAPAN」のコンテンツや、検索キーワードなどの行動履歴に基づいた広告を配信するもの。「モバイル版Yahoo! JAPAN」でYahoo! JAPAN IDにログインしたユーザーに広告を配信する。 有効な活用方法としてヤフーでは、「まず、パソコン向けに広く認知してもらうためのバナー広告を出稿する。その広告をクリックしたユーザーが、モバイル版Yahoo! JAPANにアクセスしたときに、来店キャンペーンなど行動を促す広告を出す」といったことなどを挙げている。 もう一つ
ヤフーは7月17日に都内で会見を開き、次世代のクリック課金型広告「インタレストマッチ」を今秋より提供することを発表した。子会社であるオーバーチュア、およびブレイナーと3社共同で開発、運用する。 インタレストマッチ広告は、ユーザーが閲覧中のページの内容と行動履歴を掛け合わせ、ユーザーの興味、関心に適合した広告を表示するサービス。見た目は、すでに提供しているコンテンツ連動型広告「コンテンツマッチ」に似たクリック課金型のテキスト広告だ。表示順位はユーザーの興味関心との適合度合いと入札価格を組み合わせて決定する。 従来のコンテンツマッチはユーザーが閲覧中のページの内容と合致した広告を表示するものだったが、これではユーザーがページのどの部分に興味を持っているかがわからないという欠点があった。 これに対してインタレストマッチ広告は、ページの内容だけでなく、ユーザーの性別、年代、地域などの属性ターゲティ
ヤフーとニワンゴは、9日に発表したYahoo! JAPANと動画共有サービス「ニコニコ動画(SP1)」の協業に関する説明会を開催した。 Yahoo! JAPANとニコニコ動画の協業は、9日午前に発表されたもの。同日時点で、Yahoo! JAPANの動画検索におけるニコニコ動画への検索精度向上や、Yahoo!ツールバーへの対応。また、ニコニコ動画内の「ニコニコ市場」へYahoo!ショッピングの商品情報追加などが実施されている。 説明会には、ヤフーの喜多埜裕明 取締役COO、ニワンゴの杉本誠司 代表取締役社長に加え、ニワンゴの親会社であるドワンゴの小林宏 代表取締役社長が出席。9日に開始した連携サービスのデモンストレーションのほか、協業の経緯や今後予定する連携内容を説明した。 ■ 協業の始まりは2007年7月。ヤフー側から提案 ドワンゴの小林氏によれば、「2007年7月頃にヤフーさんから声をか
ニワンゴとヤフーは5月9日、動画共有サイト「ニコニコ動画(SP1)」とポータルサイト「Yahoo! JAPAN」を連携させ、コンテンツおよびサービスなどの相互利用を開始した。「Yahoo!ツールバー」をニコニコ動画内の動画検索に対応させたほか、ニコニコ動画の通信販売コーナー「ニコニコ市場」に「Yahoo!ショッピング」の取扱商品を掲載できるようにした。 ニコニコ動画は、Yahoo! JAPANに対する動画インデックスの提供も始めた。その結果、Yahoo! JAPANの動画検索でニコニコ動画の検索精度が上がる。ログインが必要だったニコニコ動画内のクロールも行えるようになり、Yahoo! JAPANからニコニコ動画へのアクセス性が高まる。 さらに、今後はYahoo!の各種サービスとニコニコ動画との連携、ユーザーIDの流用や紐付けなど、ユーザビリティ向上につながる取り組みを進める。例えば、「Ya
なぜYahooはGoogleに「負けた」のか 2007年6月20日 経済・ビジネス コメント: トラックバック (1) Dylan Tweney 2007年06月20日 米Yahoo社のTerry Semel氏[写真]が6月18日(米国時間)に最高経営責任者(CEO)の座を降りた理由についてはさまざまな見方がある。実のところ、Semel氏が退いた理由は、株主たちが気にする唯一のメーターを十分に上げることができなかった点にある。つまりYahoo社の株価だ。しかも、残念なことに、これはYahoo社の実際の競争力とはほとんど関係がない。 Yahoo社について少し調べてみれば、経営は混乱しているが、ファンダメンタルズは強固だとわかるはずだ。 実際、Yahoo社の業績が非常によいと考えられる理由は、うんざりするほどたくさんある。『Yahoo』のユーザーは今でも『Google』より多く、各ユーザーがサ
ヤフーが6月14日に開始した、「iTunes Store」と連携する音楽配信サービス「Music Download on iTunes」。これによって、ヤフーのコンテンツ「Yahoo! ミュージック」に来たユーザーがワンクリックでiTunes Storeの楽曲を購入できるようになった。 高ビットレート&DRMフリーの「iTunes Plus」やワーナーミュージック・ジャパンの楽曲配信開始など、活発な動きを見せるiTunes Storeがまた“動いた”理由をiTunes Storeの責任者、Eddy Cue(エディ・キュー、iTunes担当バイスプレジデント)氏に短い時間ながらも尋ねることができた。 業界のビックネームであるヤフーとiTunes Store(アップル)が連携することで浮かび上がる構図とはなんだろうか? Yahooという大きな窓口 ――まずは確認なのですが、ワールドワイドを含め
Yahooは米国時間5月4日、検索広告プラットフォーム「Panama」をサードパーティーに公開すると発表した。 2007年2月に正式稼働したPanamaでは、広告主の入札価格だけでなく、項目の関連性に基づいたスポンサー付き検索結果が表示される。 このたび公開された「Yahoo Search Marketing Commercial API Program」を使えば、法人も個人も複数のAPIにアクセスし、各自のニーズに合ったツールを作成することができる。 同社は、小規模広告代理店やIT企業向けの無償の「Basic」、定期契約料を支払って利用する「Advanced」や「Elite」の3段階のメニューが用意されている。 Panama APIの利用者は、利用するメニューのレベルにかかわらず、同ソフトウェアプラットフォームとこれに関連するすべてのテクニカルサポートを利用できる。さらに、アドバンストの
2007年04月11日02:30 カテゴリiTechMoney Yahoo!は死にかけているのか? 私には、主題の「死んだ」企業のことより、むしろこちらが気になった。 Microsoft is Dead 日本語訳 Google が Yahoo とどう違うのかということについて話をしていた。私は、Yahoo がマイクロソフトを恐れたためにスタート地点から逸れてしまったと言った。それこそが、Yahoo が自分たちのことをテクノロジー企業でなく「メディア企業」だと位置づけた理由である。まずは、以下を見て欲しい。 Web 2.0の嵐が吹き荒れたこの二年で見ると、Googleはおろか、Paul Grahamに死亡宣告を出されたMicrosoftの下を行っているのである。 実は日本はもっとひどい。 日本では比較になる会社がないので各種インデックスとの比較だが、ふるわないJASDAQよりの下を行っている
Yahooの幹部らによると、同社の新しい広告システムは、利用される検索用語だけでなく、統計データ、地域、Yahooネットワーク内のほかのエリアでの行動などにより、マーケッターが見込み客を絞り込めるようになっているという。 Yahooは米国時間17日、サンフランシスコでアナリスト向けの説明会を開いたが、このなかで同社の検索担当バイスプレジデントTim Cadogan氏は、この新広告システムに言及し、これまでのものよりも使いやすくなるほか、高度なテスト機能や自動分析機能、それに特定の地域を狙った広告配信の仕組みも提供されると説明した。この新広告システムは、第3四半期に米国市場で投入される予定だ。 「われわれは、掲載広告の品質データをどのライバルよりも多く公表している」とCadogan氏は述べ、さらにこのシステムでは「広告の有効性が5段階で示される」ほか、明示的または暗黙の購入意図を示すユーザー
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く