海外の図書館に関する授業を受けていてちょっと思ったことなんだが。 ヨーロッパの図書館の中でも、北欧の公共図書館が充実していることはよく紹介されている。 一方で、菅谷明子さんの「未来をつくる図書館」でニューヨーク公共図書館が紹介されて割と有名になったが、アメリカにも素晴らしい図書館が多いことは有名。 しかし、同じ「図書館がよく整備された」社会ではあるものの、この2つの社会での図書館の「充実」は意味が違うんじゃないだろうか。 北欧は福祉が充実してる、ってのはなんかもう知識として一般化してきてるが、図書館サービスの充実も同じ文脈の上にある。 誰もが等しく素晴らしいサービスを受けられる、そのサービスの一つとして図書館が含まれている。 そういう意味では北欧で図書館が充実していることはなんら意外ではないし、費用がただなのも他のサービスと同じである。国立大学もタダだしね(だよね?)。 一方で、アメリカの
小学校の地理の授業などで教わる「世界一最も小さい国」はバチカン市国。国の面積は0.44平方キロメートル(日本の皇居は1.15平方キロメートル)、人口921人のこの小さな国は、国際法で認められている国家としては紛れもなく「世界最小」なりよ。でも、世界には勝手に「国家」を名乗り、諸国の承認を得られなくとも我が道を突き進んでいる国もチラホラ。その中に、バチカン市国よりも小さい国「シーランド公国」があるなりね。昨年11月にフジテレビ系のバラエティ番組「ザ・ベストハウス123」でも取り上げられたので、ご存知の方も多いと思うなり。 「シーランド公国」は英国の沖合い約10キロのところに浮かぶ海上要塞を国土とした「国家」。国の面積は約207平方メートル、人口はたったの4人だけ。もともと英国が第二次世界大戦中に設置、戦後に放棄した海上要塞を1967年に元英国陸軍少佐のパディ・ロイ・ベイツ氏が占拠して、英国の
NewScientistの記事、Federal Timesの記事他より。 ネット上でWikileaksという新しいプロジェクトが進行中だ。Wikipediaとは直接の関係はないが、Wikiのテクノロジーや思想を共有しており、「検閲不可能、漏洩元を追跡不可能な情報漏洩先および分析の場としてのWikipedia」のようなものを作るのだという。中国人の反政府活動家や世界のさまざまな場所の数学者・技術者らがプロジェクトを創設した目的は、逮捕されるおそれなく政府の秘密を漏らせるようになることであり、特にアジア、ロシア、中東やアフリカの一部といった言論抑圧的な地域を想定しているという。Freenet、Tor、PGPの技術や独自開発技術によって漏洩者の匿名性を保護するそうだ。 全ての準備の揃ったウィキリークスの正式公開は2月か3月を予定しているとのこと。
engadget Japanの記事によると、英国東部サフォーク沖10kmに位置する「自称」独立国家シーランド公国が、統治権の移譲相手を募集しているもよう。 統治者ロイ一世の高齢や、2006年6月23日におきた発電機からの火災で国土の大部分が大きなダメージを受けたこと等をかんがみ、ロイ一世の息子で摂政を務めるマイケル公および王室一家の総意として、統治権の移譲先を求めることになったと伝えられています。 参考リンク: 不動産屋による販売ページ 公国の優雅な生活の様子
トップ > 文化・芸術 > ロシアの企業ロゴはなぜかくもかっこいいのか? いしたにまさきの新刊:HONDA、もうひとつのテクノロジー ~インターナビ×ビッグデータ×IoT×震災~ 01 それはメッカコンパスから始まった|Honda、もうひとつのテクノロジー 02 ~インターナビ×GPS×ラウンドアバウト~ 運転する人をサポートすること|Honda、もうひとつのテクノロジー 03 ~インターナビ×災害情報×グッドデザイン大賞~ 通行実績情報マップがライフラインになった日 2007.01.05 Nスペの「ロシア・蘇る大国」がやたらに面白かったので、その中でもっともフォーカスされていたガスプロムについて調べてみた。 Nスペ: NHKスペシャル|ロシア・蘇る(よみがえ)大国 ~プーチン流資本主義改革~. ロシア資本主義はあらゆる面で膨張を続け、今年8月、ロシアは対外債務をすべて返済。外貨準備高は2
「神の存在」や「死後の世界」を信じているかどうかについて、「信じている」、「信じていない」、「わからない」の割合を対象となっている世界77か国について図示した。国の順番は「信じている」の割合の大きい順である。 (神の存在を信じるか) まず「神の存在」についてであるが、「信じている」の割合は最も高いエチオピアの99.9%から最低である中国の16.9%まで大きく異なっている。神の存在感は国によってまことに様々であることが分かる。 それにしても図を見て、まず、目立っているのは、神の存在を信じている国民の多さである。90%以上の国民が「神の存在」を信じている国は36か国と半数近くにのぼっており、95%以上に限っても26か国もある。 95%以上と国民のほとんどが「神の存在」を信じている国を見るとイスラム圏の国が12カ国と最も多く、カトリック国が9カ国、それ以外の途上国が5カ国となっている。 主要先進
2006年12月25日00:49 カテゴリメディア "Talk Asia"と、とんでもなく内向きな日本のマスコミとの落差。 シンガポールのリー・シェンロン首相が、CNNのインタビュー番組"Talk Asia"に出演しました。アジアのキーパーソンは、「どこに行ってもリー・クワンユーの息子として見られるのですから、これは大変なプレッシャーです」と語っていました。 先日はCNBCがフィリピンのアヨロ大統領のインタビューを放送していました。この1年、日本の放送局はアジアの指導者のロングインタビューを、どれだけ放送したでしょうか?欧米のメディアがアジアの発展を不可避と見て、それぞれの国の指導者や経営者たちに考え方を尋ねているというのに、日本の放送局から流れてくるのは、永田町あたりの人間関係やら、警察が発表する事件やら、北朝鮮の映像やら、はては芸能事務所の人あまり対策のようなバラエティ番組ばかり。日本
デンマークの国旗は、ダンネブロ (Dannebrog) と呼ばれ、赤地に白のスカンディナヴィア十字を描いた旗。伝説では1219年6月にヴァルデマー2世がエストニア軍とリュンダニの戦いの最中、空から降ってきたとも、神聖ローマ帝国皇帝からこの旗を授かった処、それまで苦戦していた戦いが形勢逆転し勝利したとも伝えられている。この旗は北欧諸国でよく使われる、「スカンディナヴィア十字」の基ともなった。オーストリアの国旗やスコットランドの国旗、マルタ騎士団の国旗と並んで現在使用されている国旗の中で世界最古の国旗といわれる(なお、正式制定から現存しているもので見るとチリの国旗が最古とされる)。 政府や海軍が使用する際は、フライ側を燕尾型にする。スカンディナヴィア十字の中心が旗竿側にずれているのは、燕尾型にしたときに中央に見えるようにするためである。ほぼ同等の形状であるが、軍艦旗の方が濃い赤を用いている。
これは笑えるような笑えないお話・・・(なお、このネタはサイボウズ・ラボの秋元さんに教えてもらいました。ありがとうございます!)。 さてそのお話、「企業スローガンの誤訳ワースト13」というもの。グローバル企業が世界進出する際にやっちゃった失敗の数々です。気をつけていないと現実に起こりうるだけに反面教師として是非ご覧ください・・・。 » Moronland.net – Top 13 Worst Slogan Translations Ever 詳しくは以下。1位の誤訳は有名なあの企業ですよ。では13位からどうぞ! 【13位】 Parker Parkerが、メキシコのボールペン市場で使った広告の話。 「このペンはポケットの中でインクが漏れてあなたを困らせるようなことがありません(It won’t leak in your pocket and embarrass you.)」とするつもりが、「e
日本からセントルイスに引っ越してきたばかりの友人の話では、こちらの生活に定着するために、まず乗り越えなければならない難問は、車の免許なんだとか。確かに車がなきゃ買い物ひとつも出来ないし、本当にどこにも行けませんしねぇ、ここは(笑)。 最初は日本で登録してきた国際免許があるものの、それの期限が切れる前に、ミズーリ州のライセンスを取らなければなりません。幸い、日本語で筆記テストは受けられるそうで、ドライビングの方も日本で運転したことのある人なら、左ハンドルに慣れればそれなりにOK。それでも日本とはまったく違う道路標識や交通のルールなどは、ちゃんと記憶するのがなかなか難しいんだとか。確かに見慣れないサインを直ぐに何十個も覚えるというのは至難のワザです、えぇえぇ。 さて、その道路標識なんですが、人物が描かれたタイプがありますよね。アメリカでも横断歩道、工事中、スクールゾーンなどなどに人型の絵が描か
最近読んでとてもショックを受けた本がある。一年以上前に出た本で、いま読んだのには特に理由はなく、偶然会社の隣の丸善で見つけて手に取ったんだが、リアル書店も捨てたもんじゃない。こんな拾いものがあるとは! Shell Global Scenarios to 2025: The Future Business Environmenttrends, Trade-offs And Choices (Institute for International Economics Monograph Titles) (※サマリーが、ここからダウンロードできる。) こいつは、あの石油のシェルが、自社の長期的なビジネス戦略を立案するために、2025年までの世界の展開についての分析と予測を委託した本だ。いったいシェルは、どういう世界認識のもとにビジネス戦略をたてればよいのか? 本書はそれに対する答えとなる。 さて
言うべきことのいくつかをすでにfinalvent氏に言われてしまったのと、アジア諸国の市場もある程度平静に極まるので、あまり言及するのもどうかと思いつつ一応。 http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2006/10/post_a94e.html 個人的には、先のミサイル発射問題と違って、今回の核実験は北朝鮮の「大人宣言」を各国が各々の感情を胸に静かに見守った、というのが実態だろうかと思います。代理実験ぐらいしているだろうし、そもそも実質的に核武装を行うだけのプロセスは完了していると見られていた分、心がときめくものもなかった、と。 ただし、安全保障としてどうなんだという面は別として、外交としてはセレモニー以上の動揺は起き得ますよね。ミサイル発射問題直後の国連を巡るつばぜり合い、七条に関する日中の対立と、アメリカの動き、結果として条文
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