日経メディカル運営の「日本最大級」医師求人メディア。転職支援会社が扱う求人情報のほか、医療機関からの直接求人情報も掲載!
その日は、朝からタレントの北斗晶さんの乳がん手術が行なわれており、夜には女優の川島なお美さんの死も伝えられるなど、ニュースが「がん」のことで持ちきりでした。 肝内胆管がんであった川島さんが抗がん剤を拒否していたことや、北斗さんが手術後の適切な時期に抗がん剤治療に臨むことを公表していたこともあり(実際には、11月4日に投与開始)、それ以降抗がん剤治療に対する様々な意見が飛び交っています。 私は、がん患者の当事者*1として、「抗がん剤治療を受けるべきかどうか?」という課題に関する意見を述べさせていただきたいと思います。 抗がん剤治療を拒否してきた2つの理由 私は、がん患者として「10年選手」です。その間に、19度の手術と5度の放射線治療を経験し、そして今回、初めての抗がん剤治療を受けたわけです。 普通なら、最初の手術の後に補助的療法として抗がん剤治療を受けるのではないか? と不思議に思われた方
胎児への悪影響を心配して日本では実施することが少ない妊娠中の乳がん患者への抗がん剤治療で、妊娠5カ月以降なら治療をしても赤ちゃんの健康には影響がなかったとする報告を聖路加国際病院(東京)がまとめた。14年間で34人が誕生し、これまで障害や異常などは確認されていないという。11日に大阪市で開かれる日本乳癌(にゅうがん)学会学術総会で発表される。 20〜40代で乳がんになる女性は年間約2万人と、乳がん全体の27%を占める。妊娠中にがんが見つかる人も増えており、治療優先で中絶が選択されたり、妊娠中は治療せずにがんが進んだりすることも少なくないとみられる。 海外では一部の抗がん剤なら胎児に影響がないという報告も多く、積極的に治療をしている。日本乳癌学会の指針も、胎児が薬の影響を受けやすい妊娠4カ月以前は行うべきではないとしているが、5カ月以降は「必要と判断される場合には検討してもよい」とある。
灯油ポンプやフロッピーディスクの開発で知られ、1991年から7回にわたる都知事選や2007年参院選東京選挙区などに立候補した発明家のドクター・中松氏(86)が26日、日本記者クラブで、自分ががんであることを公表する記者会見をした。昨年12月末、都知事選の立候補前に検査入院をした病院で前立腺がんと診断されたという。 この日は中松氏の86回目の誕生日。中松氏は「医師から余命は来年末までと言われた。死ぬ前に、世のため人のためになることをやりたい」と話した。がんの新治療法の発明や、原発事故による放射能を無くす「滅染」を目標に掲げている。
米国のある女性カメラマンは一昨年12月、父親ががんと診断されたことをきっかけに、新たなプロジェクトを始めた。母親も数年前から乳がんを患っており、両親と過ごせる時間が残り少ないと悟った彼女は、できるだけ2人のそばにいたいと、がんと闘う両親の日常をカメラに収め始めたという。そして今、辛い時間をお互いに支え合ってきた両親の前向きな姿を紹介した写真の数々は多くの人の心を揺さぶり、話題になっているようだ。 米紙ニューヨーク・デイリーニュースなどによると、「Cancer Family, Ongoing」と題した34枚の写真を紹介しているのは、ニューヨークで活動している28歳の女性カメラマンのナンシー・ボロウィックさん。彼女は当初、2011年9月に母ローレルさんが3度目の乳がんを患って闘病生活へ入ったときに、「彼女の写真を撮れば、より多くの時間を共に出来る」と、母親を被写体にしたプロジェクトを始めた。と
超党派の議員連盟「国会がん患者と家族の会」(代表世話人・尾辻秀久元厚生労働相)は29日の総会で、がんの早期発見や治療法開発のため、全国のがん患者の情報を国が集約する「がん登録推進法案」を了承した。議員立法で提出、今国会での成立を目指す。 自民党の塩崎恭久政調会長代理は「法案を全党一致で提出できれば今国会で成立が可能だ」と述べ、各党に党内手続きを促した。出席した患者団体代表も「登録制度はがん対策の根本だ」と早期成立を求めた。 法案は国内の全病院にがん患者の情報提供を義務付ける。国は情報を蓄積するデータベースを新設し、がん対策に活用する。平成28年1月からの運用を目指す。 議連には自民党、民主党、日本維新の会、公明党、みんなの党、共産党、社民党の議員が参加している。
ウィメンズ アクション ネットワーク(WAN)は女性をつなぐ総合情報サイトです。女性に役立つ情報を提供し、女性問題とそれに関連する様々な活動がつながり、連携を深め、発信力を高める、ゆるやかで力強いネットワークをめざしています。2013年3月28日。私はまたまたがん研有明病院に、大荷物とともに登場した。今回の治療は1ヶ月に1度1週間ずつ入院して抗癌剤の点滴を受け、それを6回繰り返す予定である(が、予定通りに推移することはないと見越している)。入院のプロとして外せぬ荷物を今回もいろいろ持参した。 その1、スクワランパック。退職してさぞやヒマな生活になるだろうと思っていたのが、根が貧乏性できれい好き、おまけに凝り性の私は、専業主婦になったらなったで、さらにコマネズミ度に拍車がかかってしまったのだった。掃除と洗濯と料理と食材の買い出しと、あいかわらずの実家がらみの諸々で忙しいの何の。お顔の手入れが
がんが進行し、もはや死と隣り合わせという深刻な状況の患者ほど、化学療法を受ければ病気が治るのではないかと楽観視していることがわかったという。 Dana-Farberがん協会とハーバード大学は、転移性の肺がん患者及び、進行した結腸直腸がん患者1,193人を対象に以下のような聞き取り調査を行った。ちなみに彼らはもはや化学療法の効果も期待薄というから、甚だ残酷な感がある。 化学療法でがんが治ると思いますか? 化学療法によって延命できると思いますか? 化学療法によって何らかの効果が期待できますか? 治療に関して良い点も悪い点も含め、医師は詳しく説明してくれましたか? その結果肺がん患者の69%、結腸直腸がん患者の81%が化学療法によってがんが治ると信じていると答えたという。同時に予後を楽観している患者ほど、医師とのコミュニケーションが密であると認識しているらしい。 医師の説明が不明瞭なのか、それと
母の事でご相談させて頂きます。 4年前、市の検診で胃癌を見つけて頂きました。 初期でもあり、胃を半分ほど切除しましたが、 今では、これが胃を切った人?と、思うほど 娘の私と変わらないくらい食事も頂き、 主治医にも、元気なおばあちゃんと言われておりました。80歳です。 ところが、今年の検診で肺癌がみつかりました。 初期の肺癌で、転移ではなく、原発でしょうと。 母は胃癌手術の後、癌患者の会?(よく分かりませんが、会合などで体験談等を聞いているようです)に傾倒し、 ・規則正しい玄米菜食 ・体温を上げると癌になら ない(冷え性や平熱が低 いから癌になる?) ・頑固だから癌になる? ・笑っていれば癌にならな い?と、取って引っ付け たように笑ってみたり 食事には注意を払っているようです。 ○○は○○だから食べないとか 夏でも熱いお茶を飲みますし、夏もホーム炬燵には布団が掛けてあります。 二度と癌にな
先日、妊娠中の女性患者さんから「Ondansetron(オンダンセトロン)をどの位の頻度まで飲めるか?」と、質問されました。処方箋には オンダンセトロン8mgの錠剤を12時間おきに服用するように、と記してありました。彼女はつわりが酷く、仕事中もつわりで苦しんでる為、お医者様から処方して頂いたけど、もし酷くなったら8時間おきに服用したい、との事。オンダンセトロンはアルコール依存症、妊娠悪阻、化学療法などによる吐き気・めまいの予防、 胆汁鬱帯によるかゆみに使われます。ジェネリックが販売されるようになり、処方箋の保険を持たない患者さんでも安く購入出来るようなりました。 アメリカ国内では、妊娠中の利点とリスクを考慮し、FDA(アメリカ食品医薬品局)が薬にカテゴリーA,B,C,D,Xと区分してます。オンダンセトロンはカテゴリーBで、妊娠中の女性が服用してもほぼ安全であると言われてます。妊娠初期には、
官民共同投資ファンドの産業革新機構が出資し、信州大医学部教授らが設立したバイオ新興企業「アネロファーマ・サイエンス」(東京・中央区)が、ビフィズス菌を使って抗がん剤の副作用を大幅に抑える新薬を開発した。 動物実験で効果を確認済みで、3月にも米国で臨床試験を始める。3年半程度をかけて新薬をがん患者60人に投与し、人体への有効性や安全性を確認する。 この新薬は、薬効を患部に効果的に届けるドラッグデリバリーシステム(DDS)という技術を活用する。ビフィズス菌が低酸素状態を好む点と、がんの患部が低酸素状態になっている点に着目した。 治療の対象は胃がんなどの固形がんで、〈1〉がん患者に新薬を静脈注射する〈2〉ビフィズス菌の作用で新薬ががん患部に集積する〈3〉新薬と組み合わせて初めて抗がん作用を発揮する抗がん剤を口から飲む(経口摂取)〈4〉がん患部のみで抗がん作用を発揮する――ことになる。
2012年2月14日火曜日 患者中心の医療ってなんでしょうね はぐれメタルが登場するくらいの頻度しか更新しないブログをご覧のみなさんこんにちは。 インフルエンザの現場から片木です。 旦那がインフルエンザA型と診察され自宅療養中でございます。 日頃はあちらこちらと渡り歩いてあまり家にいないくせに、こういったときは自宅で療養を選ぶの旦那を生温かい目で見守るとともに、「もう限界」といわんばかりにぐったりとしていた人がタミフルを飲み、みるみる回復していくのを見ると、ドラッグ・ラグで当たり前の治療が当たり前に受けられない患者さんのことを思いはらわたが煮えくりかえる思いがするわけで。 もちろん、抗がん剤の場合は必ずしも効果があるわけではないということは痛いほどわかっていても、やっぱりなんだかなぁと思うわけですよ。 そんなこんなで(突然ですが)、先日、ものすごく頭にくる話がありましてね。 と
卵巣がんや子宮けいがんなどの治療で中心的な役割を果たす病院の40%以上で、患者に糖尿病や統合失調症といったほかの病気がある場合、受け入れを制限していることが、分かりました。 日本産科婦人科学会は、卵巣がんや子宮けいがんなどの治療で中心的な役割を果たす全国の大学病院やがん専門病院などに診療態勢について尋ね、65%に当たる483施設から回答を得ました。その結果、がん患者に糖尿病や統合失調症といったほかの病気がある場合、44%に当たる209施設が「受け入れを制限している」と答えました。特に各地のがんセンターを中心としたがん専門病院では、13施設のうち11施設が「制限している」としていました。受け入れを制限する病気について複数回答で尋ねたところ、透析が必要な患者で56%に上ったのをはじめ、薬を服用している統合失調症の患者で52%、インスリン治療をしている糖尿病の患者で14%となっていました。調査を
★朝日新聞の医療サイト「アピタル」トップページへ ★このブログの全バックナンバーへ ★ほかのアピタルブログ一覧へ 「もっと医療面」では、毎週木曜日の朝日新聞朝刊「医療面」のトップ記事をご紹介し、執筆した記者の取材後記をあわせてお届けします。ご感想やご意見を、各記事画面一番下のコメント投稿欄からお寄せください。 前立腺がんなどの手術で尿道を囲む筋肉に障害が生じて、尿漏れが起こることがある。重度の場合は、尿漏れパッドやおむつが手放せなくなり、男性患者は精神的に大きな負担を抱える。有効な治療法として広がりつつあるのが尿道を締める器具を埋め込む手術。取り組む医療機関も増えてきた。 ●尿道、リングで開閉 仙台市に住む元団体職員の男性(72)は、2001年に腎臓がん、翌年には膀胱(ぼうこう)がんとわかり、腎臓と膀胱をそれぞれ摘出する手術を同市内の病院で受けた。さらにがんの転移の危険性から、前立腺も
がん(特に末期または進行期がん)患者に対するインフォームド・コンセント 人はいつか必ず死にます。そして、日本人の3大死因は悪性新生物(癌)、脳血管障害、心疾患です。仮にそれぞれ、1/3づつの割合で起こるとします。あなたは、自分が死ぬときはこのなかのどれで死にたいと思いますか? ぽっくり死ぬのがいいか?…脳血管障害、心疾患 だらだら死ぬのがいいか?…悪性新生物(がん) 今この問に関しては、殆どの人がぽっくり死ぬ方が苦しまなくていい、と答えると思われます。ではなぜ、だらだら死ぬ(がん)ときは苦しむと考えるのでしょうか? この事を考えながら以下の話を考えて頂けたらと思います。 ぽっくり死ぬと苦しむ期間は短くてすむかむしれません。しかし、やりのこした事があって後悔する可能性も大きいと思いませんか。でも、だらだら死ぬのは苦痛が長引きそうでいやだ…… もしも、自分ががんになった時、どうしたいか、もしく
国立がん研究センター病院では、がん患者すべてにがんの病名の告知を行っており、本マニュアルは、国立がん研究センター病院で医療従事者が利用しているものである。 平成8年9月(第二版) がん告知に関して、現在は、特にがん専門病院では「告げるか、告げないか」という議論をする段階ではもはやなく、「如何に事実を伝え、その後どのように患者に対応し援助していくか」という告知の質を考えていく時期にきているといえる。しかし、「事実をありのままに話す」という名目のもとに、「ただ機械的に病名を告げる」ことへの批判も一方で高まってきている。こうした現実を踏まえ、告知を行っていく際の基本的な心構えについて、特に告知を受けた患者の精神面の反応や問題点に着目し、その対応も考慮にいれたマニュアルを作成した。 本人に伝えることを原則とする。 初診から治療開始までできるだけ同じ医師が担当し、人間関係や信頼関係が形成されてい
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く