セキュリティ企業の調査によると、無線LANの57%はオープンな状態になっているか、脆弱なWEP暗号が使われているかのいずれかだった。 無線LANセキュリティを手がける米AirTight Networksは、英米7都市の金融街で無線LANセキュリティの現状について調べた結果、いまだに無線LANの多くが無防備な状態で使われていることが分かったと発表した。 AirTightは米ニューヨーク、シカゴ、ボストン、ウィルミントン(デラウェア州)、フィラデルフィアと英ロンドンで2~4月にかけて調査を実施。その結果、無線LANの57%がオープンな状態になっているか、脆弱なWEP暗号が使われているかのいずれかだった。 これら無防備な無線LANの61%は、コンシューマーとSOHOのアクセスポイントが占め、デフォルトのまま使われているものも多かった。 こうしたアクセスポイントでは、データが流出して外部から傍受で