ボジョレー・ヌーボーを飲んでフランス気分でいる。 父親にビジネス書を読めといわれたので、ひねくれて遠藤周作作の王妃マリー・アントワネットを読んでいる。 ビジネス書は苦手だ。 王子や騎士が姫を救う話ではなくて、虐げられていた者が姫を処刑するフィクションが必要だと感じる。 日本のアニメや漫画といったフィクションを見ると権威主義なものばかりである。 主人公が上級国民だったり、特殊能力がある奴ばかりだ。 古典の時間に光源氏が出てくる源氏物語や在原業平が活躍する伊勢物語に苦闘していたが、昔から日本人は権威が大好きなのかもしれない 政治や経済においてもそんな傾向である気がしてならない。 まぁ、イギリスの魔法の話もそんな感じだったりするからヨーロッパも似たところがあるのかもしれない。 しかし、そんなものは血筋も能力もない自分には合わない。 顔が悪い自分からしたら、イケメンの王子が姫を救うなど嫌味でしかな