学習管理システム(LMS)開発ベンチャーの米Instructureは2月1日(米国時間)、同社のLMS「Canvas」をオープンソースソフトウェアとして公開した。 Instructureは2008年創業のベンチャー企業で、LMSの開発と提供を主事業とする。Canvasは同社が2010年に提供開始した主力製品となり、リッチコンテンツエディタ、カレンダー、オンラインテスト、グループ、レポート(成績)、宿題提出などの機能を利用して、eラーニングサービスを展開できる。 この市場では米Blackboardが大きなシェアを持つが、Canvasではユーザビリティとアーキテクチャを差別化ポイントとしている。たとえば、Google DocsやGoogle Calendar、Facebook、Twitterといった外部のWebサービスとの連携が可能で、教師と生徒などユーザー間がスムーズにやりとりできるという。
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