Location via proxy:   [ UP ]  
[Report a bug]   [Manage cookies]                

並び順

ブックマーク数

期間指定

  • から
  • まで

1 - 17 件 / 17件

新着順 人気順

脳と心の検索結果1 - 17 件 / 17件

タグ検索の該当結果が少ないため、タイトル検索結果を表示しています。

脳と心に関するエントリは17件あります。 科学医療 などが関連タグです。 人気エントリには 『脳と心の科学の「ミッドライフクライシス」(京都大学情報学研究科 教授、ATR脳情報研究所 客員室長:神谷之康) #その心理学ホント?|「こころ」のための専門メディア 金子書房』などがあります。
  • 脳と心の科学の「ミッドライフクライシス」(京都大学情報学研究科 教授、ATR脳情報研究所 客員室長:神谷之康) #その心理学ホント?|「こころ」のための専門メディア 金子書房

    脳と心の科学の「ミッドライフクライシス」(京都大学情報学研究科 教授、ATR脳情報研究所 客員室長:神谷之康) #その心理学ホント? 私が学生だった1990年代前半、脳と心の科学の未来は輝いて見えた。80年代末から続いていた(第2次)ニューラルネットワークブームや、当時NatureやScienceに頻繁に掲載されていたサルの電気生理学研究の印象は強烈だった。「認知科学」や「認知心理学」の「認知」という言葉に、旧来の「心理学」や「生理学」にはない軽やかな響きを感じた。当時は、行動主義から認知科学への移行(「認知革命」)によって、観察可能な行動だけでなく、行動の背後にある認知プロセスについて研究できるようになったと言われていた(が、これが単純化された「建国神話」であることが後に分かってきた)(1)。90年代半ば以降、ニューラルネットワークブームは一時下火になる一方、脳イメージング技術の進展を背

      脳と心の科学の「ミッドライフクライシス」(京都大学情報学研究科 教授、ATR脳情報研究所 客員室長:神谷之康) #その心理学ホント?|「こころ」のための専門メディア 金子書房
    • 『眠りがもたらす奇怪な出来事──脳と心の深淵に迫る』 夢遊運転病、セクソムニア、非24時間睡眠覚醒症候群 - HONZ

      『眠りがもたらす奇怪な出来事──脳と心の深淵に迫る』 夢遊運転病、セクソムニア、非24時間睡眠覚醒症候群 睡眠――。人生における多くの時間が費やされているにもかかわらず、それにはいまだ多くの謎が残されている。本書は、奇怪とも言える睡眠障害の症例を足掛かりとしながら、それらの謎に迫らんとする快著である。 著者のガイ・レシュジナーは、睡眠を専門とする高名な神経科医である。彼が勤務するロンドンの睡眠障害クリニックには、種々の問題を抱えた患者がイギリス中から集まってくる。それらの症例はじつに不可思議で、彼らの経験談はじつに衝撃的だ。その点を鮮やかな筆致で描き出しているところが、本書の大きな魅力のひとつであろう。 たとえば、70代女性のジャッキーの話。彼女は幼少の頃より夢遊病に悩まされてきた。ただ彼女の場合、眠りながら立ち歩いたり、眠りながら飲食をしたりするだけではない。なんと彼女は、服を着替え、ヘ

        『眠りがもたらす奇怪な出来事──脳と心の深淵に迫る』 夢遊運転病、セクソムニア、非24時間睡眠覚醒症候群 - HONZ
      • ロボット研究のための脳と心のモデル

        ヒトと共生するロボットの開発には、脳や心の理解が重要であると考えられる。神経科学や心理学において脳と心に関するさまざまなモデルが提案され、ロボットの設計思想としても取り入れられてきた。しかし、神経科学や心理学の知見は本当にロボットの開発に役立ってきたのだろうか。そもそも、その知見は信頼できるものだったの…

          ロボット研究のための脳と心のモデル
        • 不眠症に睡眠時無呼吸から睡眠時性的行動症まで、多様な睡眠障害の症例を解き明かす極上の一冊──『眠りがもたらす奇怪な出来事: 脳と心の深淵に迫る』 - 基本読書

          眠りがもたらす奇怪な出来事: 脳と心の深淵に迫る 作者:ガイ・レシュジナー発売日: 2020/08/26メディア: 単行本この『眠りがもたらす奇怪な出来事』は、睡眠医学が専門で長年睡眠障害センターで勤務するガイ・レシュジナーによる、睡眠にまつわる様々な臨床例を紹介する睡眠科学ノンフィクションである。睡眠は生活の多くの部分を占めるばかりに、これがうまくいかない状況への絶望は大きい。だからこそ、睡眠にまつわる障害とそれを解決しようと奔走する人々の話は、ド深刻かつド真剣で(申し訳ないけれども)おもしろい。 そもそも、本書で取り上げられていく症状には珍しいものもあるが、多くは慢性的な不眠症(10人に1人)だったり、睡眠時無呼吸(15人に1人)、むずむず脚症候群(20人に1人)だったりと比較的ありふれた疾患である。だから、いま自分が不眠症に悩まされていないから他人事として楽しむというよりも、「明日は

            不眠症に睡眠時無呼吸から睡眠時性的行動症まで、多様な睡眠障害の症例を解き明かす極上の一冊──『眠りがもたらす奇怪な出来事: 脳と心の深淵に迫る』 - 基本読書
          • 家庭崩壊もあり得る!? カサンドラ症候群の見えづらい苦しみ | 脳と心の再生カンファレンス | 工藤千秋 | 毎日新聞「医療プレミア」

            パートナーや家族が自分に興味や関心のある話ばかりして、こちらの話はまるで聞いてくれない――。そんな経験、したことありますか。相手が発達障害の「自閉スペクトラム」の場合、コミュニケーションがうまく取れず、ストレスから心身に異常を来すことがあります。これは「カサンドラ症候群」と呼ばれ、周囲に悩みを打ち明けられず、孤立して家庭が崩壊する悲惨なケースもあります。そんな実態を知ってもらいたく、今回はカサンドラ症候群についてお話しさせていただきます。 夢中になると周りが気にならない 5年ほど前、クリニックに1人の女性がやってきました。そして、僕にこう悩みを打ち明けたのです。 「会話が下手で、家族とコミュニケーションが取れません。娘が私にくってかかってくるんです。息子は反社会的勢力とつながっていて……。旦那は私が何を言ってもどこ吹く風。突然、怒り出すんです」 女性は40代。少しうつ状態にあるかと思い、ク

              家庭崩壊もあり得る!? カサンドラ症候群の見えづらい苦しみ | 脳と心の再生カンファレンス | 工藤千秋 | 毎日新聞「医療プレミア」
            • 「愛とは何か」を科学する: 人が人を愛するとき、脳と心で何が起きているのか? AAASカブリ科学ジャーナリズム賞受賞者の最新刊が日本上陸! | 作家「鬼岩正和」

              ・なぜ子ども時代の親との愛着関係が、大人になってからの恋愛関係に影響するのか? ・「浮気の遺伝子」が発見された? ・運命の相手(ソウルメイト)は存在するのか? などなど。 溺愛してくれた父のこと、両親の離婚、高校生の時に乳がんで亡くなった母との思い出、父のアルコール中毒と浮気と肺炎による死、年の離れた弟との不仲、夫とのネット上での出会いや、夫と出会う以前の男性関係などを振り返り、自分は他者への共感力が低く、無感情で、回りの人のことなど気にしない冷たい人間なのでは、と不安を抱く。 さらに、子どもを持たないのは、大人になることから抗おうとする未成熟な精神の表れなのか、といった極めてパーソナルな葛藤と向き合う。 過去の記憶と、心理士のアスガー・ノイマンなどの研究者たちと対話を交わす中で、ネットの登場によるコミュニケーションの変容、心理学における愛着研究の変遷、恋愛による脳の活動や分泌される化学物

                「愛とは何か」を科学する: 人が人を愛するとき、脳と心で何が起きているのか? AAASカブリ科学ジャーナリズム賞受賞者の最新刊が日本上陸! | 作家「鬼岩正和」
              • うつ病や発達障害…「脳や心の病気」の発症要因が分かってきた。知られざる「腸、脳の相関」【医師が解説】 | ゴールドオンライン

                花粉症や喘息、アトピーなどのアレルギー性疾患、肥満症やそれに伴う糖尿病、心筋梗塞などの動脈硬化性疾患、うつ病、自閉症、過敏性腸症候群…これらは、21世紀になってから急激に増加している病気です。急増している原因はいくつか考えられますが、中でもマイクロバイオータ(ここでは腸内細菌叢〔腸内フローラ〕を指します)との関連性が注目されています。今回は、これまで「脳の病気」あるいは「心や精神の病気」であると考えられてきた疾患が、腸内環境やマイクロバイオータの影響をどれほど受けているかという観点からお話をしていきたいと思います。※本連載は、小西統合医療内科院長・小西康弘医師による書下ろしです。 【関連記事】花粉症などが急増…「免疫系の病気になる人、ならない人」の“意外な差”が分かってきた 「脳が全身を支配する」という人体観が変わった これまでの医学常識では、脳は身体全体を管理する統合的な情報管理センター

                  うつ病や発達障害…「脳や心の病気」の発症要因が分かってきた。知られざる「腸、脳の相関」【医師が解説】 | ゴールドオンライン
                • お酒やコーヒーならいい? 独居認知症高齢者の誤った熱中症対策 | 脳と心の再生カンファレンス | 工藤千秋 | 毎日新聞「医療プレミア」

                  7月も中旬となり、いよいよ夏本番。各地で気温が35度以上の猛暑日になるなど酷暑に見舞われていますが、熱中症対策は万全でしょうか。もちろん、予防するには脱水を防ぐための水分補給が欠かせませんが、「水分」なら何でもいいわけではありません。自分では補給していたつもりでいても、脱水症に陥り、熱中症になってしまうケースもあります。特に、独居の認知症患者は認知機能が低下しているため理解がおぼつかず、注意が必要です。最近、クリニックで遭遇した認知症患者さんのケースをもとに、熱中症につながりかねない危ない水分補給についてお伝えします。 「お酒も水分」大丈夫? 熱中症は、脱水症や体温上昇によって体調不良になる病気です。頭痛や吐き気、虚脱感などの症状がみられたら病院へ救急搬送しなければなりません。意識障害やけいれんなどがみられたら重症で、命の危険もあるため病院での集中治療が必要です。 つい最近、あるかかりつけ

                    お酒やコーヒーならいい? 独居認知症高齢者の誤った熱中症対策 | 脳と心の再生カンファレンス | 工藤千秋 | 毎日新聞「医療プレミア」
                  • 脳が心を作った理由が衝撃的だったのでまとめた|すぐ | コーチ & デザイナー

                    ヴィパッサナー瞑想という瞑想を10日間で100時間を行う修行に行ってから、約1年半が経った。その後も、毎日とはいかないまでも日々瞑想を実践していると、自分の心(思考)を観察する癖がついた。 瞑想や、マインドフルネス系の本をよく読むようになったが、よく出てくるのが「私とは何か?」というテーマだ。 瞑想すると、いろんな考えが頭を巡り過ぎ去っていくことに気づく。そしてその思考は過去の体験による条件付けであり、よく観察してみると「思考」は自分そのものではないと分かる。 では、自分や意識、魂とはなんなのか?を日々うーんと考えているときに出会ったのが「脳はなぜ「心」を作ったのか」という本。この本がかなり衝撃的だった。 結論から言うと、人の自由意志は存在しない。私たちが思う「私」や「心」は脳の錯覚である。具体的には、普段の行動は脳のニューロンの一つ一つが判断をした結果であり、その行動が起こった後に自分の

                      脳が心を作った理由が衝撃的だったのでまとめた|すぐ | コーチ & デザイナー
                    • なぜ、山陰地方の人は自己主張をはっきりしない傾向にあるのか 精神科医が脳と心の関係から証言

                      人間の性格には、脳内の異変が関わっているという。鳥取大学医学部附属病院精神科の兼子幸一教授は「山陰地方の人は自己主張をはっきりしない傾向にある。育って来た来歴は脳と心に大きく関わる」という――。 ※本稿は、鳥取大学医学部附属病院広報誌『カニジル 6杯目』の一部を再編集したものです。 老いと結びつけると、脳の異変を見逃す危険性 手術灯が医師の手元を照らしている。全身をシートで包まれた患者が手術台に横たわる。全身麻酔により既に意識はない。2人の医師が頭蓋骨を開くために穴を開ける作業が始まった。 ドリル音が室内に響く。 手術台の脇には30インチほどのモニターが設置されている。カメラで撮影した脳内のある部位を映し出すのだ。 これから覚醒下手術が行なわれる。覚醒下手術とは、手術中に患者を起こして意識がある状態で行なう特殊な手術だ。 患者は2時間後に覚醒する予定だという。全部で8時間ほどかかる大手術だ

                        なぜ、山陰地方の人は自己主張をはっきりしない傾向にあるのか 精神科医が脳と心の関係から証言
                      • 【テストステロンを増やす↑堀江メソッド 筋トレ&生活習慣】足のストレッチ継続で「睡眠の質」向上 硬くなった筋肉が緩んでリラックス、翌日の脳・体・心の健康につながる(1/2ページ)

                        筆者(吉田)が代表をつとめる「ロジカルジム」は、筋肉を鍛えるだけでなく回復させることが運動の継続につながり、継続が健康をつくるという方針です。また、筆者がヘッドスパのスペシャリストでもあるため、お客さまからは「睡眠の質が上がった」「寝つきが良くなった」との声もいただいています。 トレーニングで適度に身体を動かすと、筋肉の直接的な疲労に加えてストレスホルモンの分泌が抑えられリラックスできることから、寝付きが良くなるといわれています。さらに、トレーニング後のストレッチは、硬くなった筋肉が緩んでリラックスできるため、心地よい状態で入眠できるようです。 トレーニングとストレッチは睡眠にも良い効果をもたらし、翌日の脳・体・心の健康につながるようです。そこで今回は、大きくて硬くなりやすい筋肉である足のストレッチを紹介します。 【やり方】 ■前腿のストレッチ 壁の前に立ち、右手を壁に添えます。左手で左足

                          【テストステロンを増やす↑堀江メソッド 筋トレ&生活習慣】足のストレッチ継続で「睡眠の質」向上 硬くなった筋肉が緩んでリラックス、翌日の脳・体・心の健康につながる(1/2ページ)
                        • 脳、神経、心、意識、主観~「精神」とは何か~

                          日経メディカル運営の「日本最大級」医師求人メディア。転職支援会社が扱う求人情報のほか、医療機関からの直接求人情報も掲載!

                            脳、神経、心、意識、主観~「精神」とは何か~
                          • 人はなぜ高齢になると「頑固おやじ」や「意地悪ばあさん」になるのか? | 脳と心の再生カンファレンス | 工藤千秋 | 毎日新聞「医療プレミア」

                            頑固だったり、意地悪をしてすぐ怒鳴ったりする高齢者、ときどき見かけませんか。僕と同じくらいの世代の人たちなら、テレビドラマ「寺内貫太郎一家」(1974年)で小林亜星さん演じる頑固おやじの寺内貫太郎や、「意地悪ばあさん」(81~82年)で青島幸男さん演じる波多野たつを思い出すことでしょう。僕のクリニックでも、そんな親の姿を目の当たりにして、「昔は違った」と嘆く子どもの声をよく聞きます。それにしても、人はなぜ高齢になると、この2人のように頑固や意地悪になったりするのでしょうか。今回は、脳がもたらす秘密の一端をお話しします。 人間らしさを規定する前頭前野 「父はすぐ怒鳴るし、母は孫にいたずらばかりしています。私が子どもの頃はやさしかった父と母なのに……。認知症ですかね」。最近も、僕のクリニックに通う女性からこんな相談を受けました。 この女性の父親は85歳、母親は82歳といずれも高齢です。そこで、

                              人はなぜ高齢になると「頑固おやじ」や「意地悪ばあさん」になるのか? | 脳と心の再生カンファレンス | 工藤千秋 | 毎日新聞「医療プレミア」
                            • マスク、黙食、密回避…制約だらけの日常 子どもの脳や心の発達は:朝日新聞デジタル

                              ","naka5":"<!-- BFF501 PC記事下(中⑤企画)パーツ=1541 -->","naka6":"<!-- BFF486 PC記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 --><!-- /news/esi/ichikiji/c6/default.htm -->","naka6Sp":"<!-- BFF3053 SP記事下(中⑥デジ編)パーツ=8826 -->","adcreative72":"<!-- BFF920 広告枠)ADCREATIVE-72 こんな特集も -->\n<!-- Ad BGN -->\n<!-- dfptag PC誘導枠5行 ★ここから -->\n<div class=\"p_infeed_list_wrapper\" id=\"p_infeed_list1\">\n <div class=\"p_infeed_list\">\n <div class=\"

                                マスク、黙食、密回避…制約だらけの日常 子どもの脳や心の発達は:朝日新聞デジタル
                              • 世界初の「がん治療ワクチン」近く実現へ mRNAで脳梗塞・心疾患治療も【まるっと!サタデー】 | TBS NEWS DIG

                                日本人の2人に1人がかかるとされる「がん」。これを「予防する」のではなく「治療する」ワクチンが、2030年までに広く利用できるようになるだろうと、新型コロナウイルスのワクチン開発にも関わったドイツのバイオ…

                                  世界初の「がん治療ワクチン」近く実現へ mRNAで脳梗塞・心疾患治療も【まるっと!サタデー】 | TBS NEWS DIG
                                • 朝から晩までインターネット 高齢男性に表れた「異変」 | 脳と心の再生カンファレンス | 工藤千秋 | 毎日新聞「医療プレミア」

                                  スマートフォンやパソコンに依存し過ぎて、生活に支障を来す問題がテレビやインターネットなどで話題になっています。「スマホ依存」「ネット依存」といい、私のクリニックでも近年、こうした問題に悩む患者さんからの相談が少なくありません。今回は、私が経験した患者さんのケースを通じて、スマホやパソコンがもたらす負の側面についてお伝えしようと思います。 3台のスマホを持ち歩く はじめにご紹介したいのは、20代後半の女性です。この女性は、システムエンジニア(SE)で、昼間はプログラミングの仕事をしていました。帰宅後は、寝るまでの時間を活用して動画を製作し、副業としてYouTuberもやっていました。 ところが半年ほどたってから、昼間、ボーッとすることが多くなり、SEの仕事が手につかなくなったと言います。やる気が出ず、会社の上司から「おかしいよ」と言われたため、うつになったのではないかと心配になり、私のクリニ

                                    朝から晩までインターネット 高齢男性に表れた「異変」 | 脳と心の再生カンファレンス | 工藤千秋 | 毎日新聞「医療プレミア」
                                  • なぜ脳から心が生じるの?→池谷裕二|素朴な疑問vs東大 | 東京大学

                                    脳は己の世界観にあてはめて外界を見る 率直にいえば、答えるのが難しい質問です。ただ、この問題に関して脳科学が明らかにしてきたこともたくさんあります。 脳がコンピュータと本質的に違うのは、自発活動をすることです。外から情報が入らなくてもずっと活動していて、そこには活動パターンのレパートリーがある。脳はいつもレパートリーのどれかを再生しています。そして、目からたとえば縦縞模様の情報が入ると、レパートリー内の縦縞に対応するパターンに固定される。それが目に見えるということです。重要なのは、目で見ていないときにも縦縞を見たときと同じ反応が出ること。自発活動で出るパターンは意識には上がりませんが、意識に上がる活動と上がらない活動は同じパターンなのに何が違うのか。心に大きく関わるこの点が脳科学でわかりつつあります。 脳の表面を覆う大脳皮質は6層構造です。このうち奥にある第5層が鍵を握ります。目から縦縞の

                                      なぜ脳から心が生じるの?→池谷裕二|素朴な疑問vs東大 | 東京大学
                                    1

                                    新着記事