マスメディア報道のメソドロジーマスメディア報道の論理的誤謬(ごびゅう:logical fallacy)の分析と情報リテラシーの向上をメインのアジェンダに、できる限りココロをなくして記事を書いていきたいと思っています(笑) 今回の都知事選において、鳥越俊太郎氏は極めて非論理的な言説を惜しげもなく都民に晒し、見事に落選したと思います。そして、鳥越氏が落選したことで、その非論理的な政策判断を回避できたことは、フェアな社会を合理的に形成する上で重要であったと言えます[前記事:鳥越俊太郎氏の都知事選における不規則発言を総括する]。 さて、今回最も非論理的であったのは鳥越氏の言動ですが、それと同時に注視する必要があるのが、鳥越氏を最後まで推薦し続けた政治勢力であると考えます。今回、鳥越氏を推薦して選挙運動を力強く展開したのは、民主的な政治を重要視して弱者の人権に立つと主張する民進党・共産党・社民党・生