Published 2024/11/21 19:05 (JST) Updated 2024/11/21 19:21 (JST) 性的表現をテーマとした米国の写真家、故ロバート・メイプルソープの生涯を描いたドキュメンタリー映画を巡り、男性器などの写真に修正を求めた映画倫理機構(映倫)の判断は表現の自由を保障する憲法に違反するとして、映画配給会社アップリンクが21日、映倫側に計330万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。 訴状などによると、映画は2016年に米国で製作された。映倫は17年、メイプルソープが撮影した写真15点に修正を加えなければ商業映画館での上映が難しくなる「区分適用外」と判断。アップリンクの審査請求を2回退けた。