強い言葉で発言するのがブームだと思うのよね。 でもたまに「この強い言葉で本当に相手を変えられてるのだろうか?」とも思うわけよ。 ただお互いの仲間内の結束が強くなっていくばかりで、意見の断絶は深まって行ってるばかりなんじゃないかって。 ヒップホップってものも特に近年はMCバトルやラップブームなんかの影響ですっかり「いかに強い言葉で相手の意見をねじ伏せ、そして勝つか」を競うスポーツみたいに思われてるわよね。今風に言うなら「いかに論破するか」よね。ひ〇ゆきよね。 しかし私たちがもう何十年もハマってるヒップホップって果たしてそんな程度のものだったっけ? そもそも何故私たちはこの音楽にハマったんだっけ?? という事を最近よく考えるのよね。 考えてみるとやっぱり「いかに強い言葉で相手をねじ伏せるか」ではなく「いかに思慮深くしたたかに、それでいて柔軟に全く違う視点で物事を考えられるか」を学んだ気がするの