総務省と内閣官房は2017年3月17日、「マイナンバー利活用推進ロードマップ」を発表した。マイナンバーに関連した行政サービスのポータルサイト「マイナポータル」の本稼働予定を、従来予定の2017年7月から10月ごろへと再延期する方針を明らかにした。 高市早苗総務相は同日の記者会見で、「私自身がユーザー目線に立ってみたとき、ユーザーの方々に最も利便性の高い形でサービスを提供できる時期を再検討すべきだと判断した」と述べた。 ロードマップでは利便性を中心にマイナポータルを改善する方針も示した(図)。「取説不要」「準備作業は3分以内」「スマホでも利用可能」「API連携で利用シーン拡大」の4点を実行する。