Ubuntuを使ううえでパッケージ管理は欠かせません。とくにUbuntu Serverのユーザーや真の初心者とは言えないユーザーであれば、ソフトウェアセンターだけでなく、コマンドラインからパッケージをインストールしたことも一度はあることでしょう。今回はUbuntu 14.04 LTSで使えるようになった、(入力速度的な意味で)より高速なaptコマンドについて紹介します。 apt 1.0のリリース! 「Apt(Advanced Package Tool)」は、Ubuntuを含むDebianから派生したLinuxディストリビューションやいくつかの非派生系ディストリビューションで採用されているパッケージ管理システムです。このパッケージ管理システムとフリーソフトウェアという文化のおかげで、Ubuntuでは多種多様なソフトウェアをとても簡単にシステムにインストールできます。 そんなAptですが、2
アジャイル開発に取り組むチーム向けのコーチングや、技術顧問、認定スクラムマスター研修などの各種トレーニングを提供しています。ぜひお気軽にご相談ください(初回相談無料) 全国100万人のImmutable Infrastructure職人のみなさんこんにちは。 もう誰も彼もがDockerなので、あんまりブログに書こうという気にもならなかったのですが、知り合いからリクエストを貰ったので、5分くらいで分かるようにかいつまんで概略を説明します。 Dockerとは詳しくは本家サイト見ればだいたい分かる。仮想化技術コンテナ単位でパッケージングVirtualBoxとかと違って高速、オーバーヘッドが少ない。chrootに近い。LXCには依存しなくなっているコンテナごとにIDが振られるコンテナは差分保存なのでロールバックも簡単一回作ればどこでも動く。JavaっぽいDockerfileでコンテナを作成するDo
Ubuntu 14.04の公式リポジトリからはffmpegがインストールできない Ubuntu 14.04では、コマンドラインの動画変換ソフトffmpegを、公式リポジトリからインストールできなくなりました。 FFmpeg http://www.ffmpeg.org/ また、「ソフトウェアとアップデート」の「他のソフトウェア」タブで、「Canonicalのパートナー」をチェックしても、同様にインストールできません。 Ubuntu 14.04では、ffmpegではなくそのフォークであるavconvが採用されており、WinFF(ffmpegのGUI)でもデフォルトでavconvが設定されています。 WinFFでavconvによる動画変換を実行してみたのですが、「動画変換でエラーが発生する」、「途中でUbuntuがハングアップする」、「変換した動画の画質が悪い」など、どうも動作が不安定ですね。
Grub Customizer - A graphical Grub2 settings manager https://launchpad.net/grub-customizer GRUB 2ブートローダーのGUI設定ツールです。例えば…パソコンの電源を入れて飛び込んでくるOS選択画面を こういう風にすることができます(moebuntuの壁紙を拝借) インストールは、Ubuntuだったら$ sudo add-apt-repository ppa:danielrichter2007/grub-customizer $ sudo apt-get update && sudo apt-get install grub-customizer (ソフトウェアセンターから登録してもいいのですが、うまくいかない時がある?)んで、使用前に下のコマンドで設定をバックアップしておきましょう$ sudo cp
英Canonicalは4月17日、LinuxディストリビューションUbuntuの最新版「Ubuntu 14.04」(開発コード「Trusty Tahr」)をリリースした。サポート期間が5年間となる長期サポート版となる。 2013年10月にリリースされたUbuntu 13.10(Saucy Salamander)以来のメジャーリリースとなり、また2年ごとにリリースしている長期サポート(Long Time Support、LTS)版としては2012年4月に公開されたUbuntu 12.4(Precise Pangolin)以来のリリースとなる。本バージョンのサポート期間は2019年4月まで。 Linuxカーネルにはバージョン3.13を採用、これによりOpen vSwitch 2.0.1のサポートや温度・電源管理機構の強化、XenやKVMでのARMサポート、ファイルシステムでのパフォーマンス向上
Ubuntu Weekly Topics 2014年4月4日号Ubuntu Oneのサービス終了とサーバーサイドソース公開・ECS LIVA・MinnowBoard MAX・UWN#361 Ubuntu Oneのサービス終了とサーバーサイドソース公開 4月2日、Ubuntu Oneのサービス終了がアナウンスされました。Ubuntu OneはDropboxに似たクラウドストレージサービスで、Ubuntuにはデフォルトでプリインストールされているだけでなく、Windows・iOS・Android用クライアントが提供されていました。事実上、「DropboxやMicrosoft OneDrive等の競合には勝てない」というビジネス上の判断をしたことになります。 サービス終了アナウンスを、ユーザーにとって重要そうな箇所(第三パラグラフから)を見ていきましょう。 Ubuntu 14.04 LTSには
byobuで利用されているtmuxは、非常に多くのカスタマイズが可能です。今週はtmuxのカスタマイズを進め、より多くの機能を実現できるようにしてみましょう。なお、tmuxのカスタマイズは、「本来やるべきことを忘れて設定の修正に専念してしまう」という病気を発症する可能性があります。とくに、emacs.elや.vimrc、.zshrcなどに時間を費やしたことのある方はかなり危険なので、なるべく時間を確保してから触ることをお勧めします。 byobu環境との親和性を保つ byobu(tmuxバックエンド)環境でtmux的なカスタマイズを行う場合、~/.byobu/.tmux.confを編集します。通常のtmuxが利用するファイルは~/.tmux.confなので、競合する設定を投入することも可能です。とは言え、最も簡単なのは、~/.byobu/.tmux.confをbyobu・tmuxそれぞれを
ちょっと前から Docker を使っているので、その話。 Dockr について Docker は dotcloud がオープンソースで公開している、コンテナ技術による仮想化ソフトウェア。 以下のテクノロジーベースにしている: LXC 前にも書いた。Xen とか VirtualBOX みたいにホスト内に仮想マシンを立ち上げるんじゃなくて、ホスト内の隔離された環境で仮想マシンを動かす技術。物理マシンをシミュレーションしているんじゃないってことは、VPS とか EC2 とかの仮想マシン上でも問題なく動くし、マシンを起動するプロセスが不要となるので、一瞬で使い始められるというメリットにつながっている。 AUFS UnionFS(ディレクトリを重ね合わせることができる)の実装の一つ。元の仮想マシンイメージを書き換えないで、更新が発生した部分は別の場所に書き込んでいくようになっている。これにより、仮想
Ubuntu Japanese Team代表の小林です。当連載「Ubuntu Weekly Recipe」は、今回でちょうど300回となります。読者の皆さま、技術評論社様、これまで記事を執筆してくださった皆さまに感謝いたします。 さて、他のメンバーから「キリ番だから代表が特別企画記事を書いたらどうだ」と勧められ、記念すべき第300回の執筆を担当することとなりました。 テーマには、筆者が作成を担当している「Ubuntu日本語Remix」を取り上げます。「Ubuntu日本語Remix」を配布し続けるようになった経緯と、今月リリースした「Ubuntu 13.10 日本語 Remix DVD」をどのように作成したかを紹介します。 Ubuntu日本語Remixのこれまで 「日本語関連パッケージを加えたUbuntuのインストールイメージ」(注1)をはじめて作成、配布したのは2005年6月でした。今
The Polaris Dawn crew is back on Earth after a historic mission
――とあるシェアハウスのリビングで、無精髭を生やした一人の男が、ワードプロセッサの画面を開き、神経質そうに画面を睨んでは眉毛をいじり、抜き、その抜けた毛を眺めては哀愁の念を漂わせている―― というのがよくありそうな小説執筆の姿ですが、Ubuntuを使うと、もっと人間的な執筆風景にすることができます。ということで、今回はUbuntuでの創作活動として「学園Ubuntuラブコメ うぶんちゅ!」でも取り上げられた「Ubuntuでの小説執筆」について[1]取り上げて行こうと思います。 なお今回は「うぶんちゅ!」作中に登場した文芸部員達のアプローチとして、恩田兄弟のようにワードプロセッサを使うパターンと、京極かなめさんのようにテキストエディタを使うパターンと2つ紹介していこうと思います。 LibreOffice Writer編 その前にワードプロセッサのほうにどういった利点があるか挙げてみましょう。
英Canonicalは4月25日(英国時間)、LinuxディストリビューションUbuntuの最新版「Ubuntu 13.04」(コードネーム「Raring Ringtail」)を公開した。モバイルデバイスの普及拡大に備え、低スペックなハードウェア上でも十分なパフォーマンスを提供できるよう改善が加えられているという。また、サーバー版UbuntuではOpenStackのサポート強化やHA(高可用性)機能の提供などの強化が加えられている。 Ubuntu 13.04は、2012年10月に公開した「Ubuntu 12.10」(Quantal Quetzal)以来の最新版となる。搭載するLinuxカーネルのバージョンは3.8.8。なお、Canonicalは3月にサポートに関するポリシーを変更しており、通常版のサポート期間が18か月から9か月に変更されている。これに従い、13.04のサポート期間も9か月
LEG/Engineering/OPTIM/Assembly - Linaro Wiki Linux用のソフトウェアをARMアーキテクチャでサポートする目的で設立された非営利団体、Liaro.orgが、ソフトウェアパッケージのARM移植の調査のために、UbuntuとFedoraのレポジトリの全パッケージに検索をかけて、アセンブリの利用例を抽出した結果がまとめられている。 アセンブリの利用は、アセンブリのソースコードによくある拡張子と、その他のソースコードのインラインアセンブリを探すことで抽出された。さらに、抽出されたアセンブリ利用例に対して手動でその利用目的を調べてまとめている。 それによれば、アセンブリが使われているパッケージは1435件あったそうだ。 Ubuntuのパッケージだけで考えると、2万以上のソースパッケージの中の1200超のパッケージでアセンブリが使われており、利用率は約6%
既に各所で報道されているように、Google Readerのサービスが今年の7月に終了する予定です。そこで今回は、Ubuntu ServerでGoogle Readerのようなサービスを提供する方法を紹介します。 Google Reader Google Readerはウェブベースのフィードアグリゲーターです。ローカルクライアントのフィードアグリゲーターと比較すると、次の特徴を持っています。 ウェブブラウザーさえあればどこからでもアクセスできる クライアントを起動しなくても定期的に記事を取得してくれる 取得した記事を保存しておいてくれる 複数のデバイス間で簡単に既読やタグ、マークなどの状態を共有できる このため家のPCや出先のスマートフォンから同じデータを、更新による負荷を気にすることなくアクセスできるアプリケーションとなっていました。 Google Readerのサービスが終了する場合、
私は普段Macを愛用しているのですが、タブレットにはNexus 7を愛用しています。その理由は、変化のテンポが早く、さまざまなチャレンジが行われているから。また、雑多なところがアジアの街並みのようで魅力的です。 今回ご紹介する『Glovebox』は、登場したばかりのUbuntu Phone OSの特徴的なユーザーインターフェースをAndroidで実現した、ランチャー兼タスクスイッチャーです。他からの引用ですが、これもAndroidならではといえるかもしれません。『Glovebox』は、Playストアからダウンロードできます。フリー版とプレミアム版があり、フリー版は、バーに登録できるアプリが7個までに制限されています。プレミアム版は登録制限がなく、356円で購入できます(2013年3月18日現在)。 初回の起動は、バーに登録するアプリを設定する画面が表示されます。 設定を終えて、画面の左上端
Ubuntu Weekly Topics 2013年3月15日号13.04のFeature Freeze・Touch向けアプリケーションの進捗・Ubuntu GNOME・LXLE・Upstart Cookbook 1.7・UWN#307 13.04・Ubuntu Tabletの開発 『オンライン版』UDSはひとまず[1]完了し、13.04のFeature Freezeの時間がやってきました。UbuntuにおけるFeature Freezeは、「以降、新機能の投入は禁止。ただし、すでに投入されている機能のブラッシュアップは行なってもよい」という、開発からQAよりのフェーズへの切り替えを意味します。このルールの都合で、Feature Freeze直前に大量の新機能(ただし未完成)が投入され、開発版が少々危険な状態になる時期でもあります。 FeatureFreezeの都合上、この時期には各種新
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く