雨の中、浴衣を着て登校する下京中学校の生徒たち=14日午前、京都市、竹花徹朗撮影 京都・祇園祭の宵山期間が14日から始まったのにあわせ、京都市立下京中学校(下京区)で同日朝、生徒約200人が浴衣を着て登校した。教職員ら約50人も浴衣姿で出迎えた。 同中では全校生徒615人のうち、祇園祭の山鉾(やまほこ)がある町に住む生徒は約3割。自分で着付けができる生徒も多く、毎年恒例の行事になっている。3年生の植村恭子さん(14)は母親の緑色の浴衣を着てきた。「おばあちゃんが着付けをしてくれました。お母さんは『私より似合う』とほめてくれました。いつもの制服と違って新鮮です」 宵山期間は16日まで。祇園祭は17日の山鉾巡行でクライマックスを迎える。(岡見理沙)