総務省が2月22日に公表した消費者物価指数によると、19年1月の消費者物価(全国、生鮮食品を除く総合、以下コアCPI)は前年比0.8%(12月:同0.7%)となり、上昇率は前月から0.1ポイント拡大した。事前の市場予想(QUICK集計:0.8%、当社予想は0.7%)通りの結果であった。 生鮮食品及びエネルギーを除く総合(コアコアCPI)は前年比0.4%(12月:同0.3%)となり、上昇率は前月から0.1ポイント拡大した。生鮮食品が12月の前年比▲9.4%から同▲11.1%へと下落幅が拡大したことから、総合は前年比0.2%(12月:同0.3%)と上昇率が前月から0.1ポイント縮小した。 コアCPIの内訳をみると、電気代(12月:前年比6.4%→1月:同7.2%)、ガス代(12月:前年比4.8%→1月:同5.6%)の上昇幅は拡大したが、ガソリン(12月:前年比5.0%→1月:同0.6%)、灯油