伊藤詩織さんのエッセイ集「裸で泳ぐ」(岩波書店)。前著「Black Box」では隠されていた詩織さんの異常な面がそこかしこに書かれているので私のような詩織研究者にとっては非常にありがたい資料です。 担当編集者の堀由貴子さんは詩織さんが本物のレイプ被害者であることを疑っていないのでしょう。 だから、詩織さんの胡散臭さ満点のエピソードを載せてしまったのでしょう。 岩波書店の編集者がいかに頓馬でお人好しか分かります。 * * * 「裸で泳ぐ」の「子ども料金」の章で詩織さんは中学生時代の不正乗車の思い出について書いています。 P13-15 『そんなことを考えているうちに、明るい、真っ青な、「ダサい」の言葉に収まらないほど、まるで何かの罰のようだったジャージを着ていた中学一年生時の記憶が蘇ってきた。 部活の試合帰りで、友人と改札を出たところにいる。腕には、これまた派手なオレンジ色で「
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