ヒューリスティック評価とは、経験則(ヒューリスティックス)に基づいてユーザビリティを評価し、UI上の問題を発見する手法です。ユーザビリティの専門家が問題点を抽出し、それに対する改善案を提案します。ニールセン博士らが1990年に発表しました。 ヒューリスティック評価 ヒューリスティック評価は、ユーザーを必要とするユーザビリティテストに比べて、評価範囲を柔軟に設定でき、より短い期間で評価できるため、比較的コストがかからないことが特長です。また、ユーザーが見ても理解しにくい、仕様書やごく初期のプロトタイプでも評価が行えるので、UI開発の多くの場面で活用できます。 ヒューリスティック評価はユーザビリティインスペクション法の1つです。これは、ユーザビリティの専門家が対象となる機器やシステムを見て、その洞察に基づいてUI上の問題を明らかにする発見する手法です。 ヒューリスティックスとしては「ヤコブ・ニ