ワタシ(中村修治)は、生粋の下戸である。昔から、酒のある場が大の苦手。福岡の歓楽街・中洲のキャバクラにも、高級クラブにも、行った記憶が、ほぼない。行ったとして連れてってもらって末席でヒッソリと所在無げに時間を過ごすだけ。良い記憶などない。 だから、当然、いわゆる“同伴出勤”なるものをしたことがない。 還暦にもなってだ…。 なので、61歳になる前日に、同伴出勤なるものを体験することにした。体験以上の言葉はない。おもろいことにいっちょかみ。「正しい大人のタカられ方」を、読者のみなさまにご報告させていただく。 同伴出勤には、一定のルールがある!! 同伴出勤をしたいとお願いしたのは、西中洲の高級クラブFにお勤めのN嬢。プライベートでご飯を食べる仲間で、ワタシが魔性の女研究をしているという酔狂にも付き合ってくれるいい女性である。このN嬢が、滞りなく場をセッティングしてくれた。 ①18時に集合!!(2