戦後、アメリカ軍の宿舎だったワシントンハイツを1964(昭和39)年の東京オリンピックで選手村として利用した後、1967(昭和42)年に開園した同園。道路を挟んで森林公園となるA地区、陸上競技場や野外ステージなどを備えるB地区で構成。現在の開園面積は54万0529平方メートルで、渋谷区のほぼ中央に位置し、23区内の都市公園の中で5番目に大きな公園となっている。 渋谷区役所や渋谷公会堂が建設されたほか、NHK放送センターが建て替えられるなどの都市開発が進んでいるのことに合わせ、今回、新たに公園を拡張整備することで「より魅力的な都立公園の創出」を図る。新規開園予定面積は4182平方メートル。 計画のテーマは「にぎわいの拠点となる公園」。現在の代々木公園のA地区・B地区の景観を含めた周辺の緑地や自然環境、道路や鉄道からの景観に配慮した緑地の創出、開かれた場を提供することで人が集う公園、にぎわい空