現在、2020年のインバウンド(訪日外国人)の目標、4000万人の達成に向けて、さまざまな施策が進む。現状には課題もあり、それはむしろ、今後の伸びしろを示している。 政府が掲げる目標 インバウンド(訪日外国人)の増加を背景に、観光市場が拡大。政府の施策としては、この3年で、戦略的なビザ緩和、免税制度の拡充、出入国管理体制の充実、航空ネットワーク拡大などが進められている。 外国人旅行者受入数ランキング(2014年) 2015年の訪日外国人旅行者1974万人は、2014年の「外国人旅行者受入数ランキング」では16位に相当。 2014年の日本の実績数値は1341万人で、世界22位、アジア7位。