まあ、アメリカ人のバーベキューへの思い入れは凄まじいものがあるからな。 海外赴任中に取引先のデブに、ディナー奢ったお礼に誘われて、嫌々行ってみたんだが、 まず肉が凄い。キロ単位で塊で買ってくる。手土産に持ってった肉をみて「それじゃ足りないよ、 貧乏人」という顔をする。エコノミックアニマルはいつまでも肉食には慣れないらしい、みたいな。 絶対、その肉4キロより、俺が買ってきた肉500gの方が高い。っつうか、それほぼ脂身じゃねえか。 で、デブが肉を切る。やたら切る。不良風のデブ娘とデブ息子もこのときばかりは親父を尊敬。 普段、目もあわせないらしいガキがダディクールとか言ってる。郷ひろみか? 畜生、氏ね。 鉄板も凄い、まず汚ねぇ。こげとかこびりついてる。 洗え。洗剤で洗え。つうか買い換えろ。 で、やたら焼く。焼いてデブ一家で食う。良い肉から食う。ゲストとかそんな概念一切ナシ。 た