日本IBMはクラウド環境の構築に適したアプライアンス製品の最新版を発表した。ソフトウェアブランド「WebSphere」の戦略も説明し、企業にビジネスの俊敏性をもたらすというメッセージを発信した。 日本アイ・ビー・エム(日本IBM)は7月6日、クラウド環境を迅速に構築できるアプライアンス製品の最新版「IBM WebSphere CloudBurst Appliance V2.0」の提供を7月23日に開始すると発表した。前版に比べ、対応するミドルウェアやハイパーバイザー、OSを拡充した。 IBM WebSphere CloudBurst Applianceは、OS、データベースソフトウェア、仮想アプライアンスを配置するソフトウェアなどを組み合わせ、短時間でアプリケーションサーバ環境を構築する製品。アプリケーションサーバやデータベースの構成、ネットワークなどを事前に1度設定すると、仮想サーバへの
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