トルコの海岸に打ち上げられたクルド人のシリア難民アラン・クルディ君(3歳)の遺体を撮影した女性カメラマン、ニリュフェル・デミアさんが所属するトルコの通信社DHAのインタビューに応じている。 アラン君の写真は世界に衝撃を与えたが、死の描写がリアルすぎるため掲載を見送ったメディアも少なくなかった。大手メディアの大半は遺体の写真は掲載しない自主規制を設けており、日本メディアはアラン君の遺体を掲載した英紙インディペンデントの1面にモザイクをかける形で報道した。 ロンドンで暮らす筆者は英BBC放送が、アラン君の遺体の写った映像を放送しているのに非常に驚いた。BBCは原則として遺体の写真や映像は使用しないからだ。 アラン君の死が持つ意味を伝えようと、遺体の写真を加工したシリア出身のグラフィックデザイナーのツィッターを転載してYahooニュース個人に投稿したところ、「待った」がかかった。編集ルールに抵触