オープンソースの統合監視ソフトウェアとして人気を集めているNagiosは、外部コマンドパイプというファイルを介してコマンドやイベントを外部アプリケーションから受け取る強力な機能を装備している。本稿では、Nagiosの自由度をさらに高めるこの機能について解説する。 システム監視ツールのNagiosには、コマンドやイベントを外部アプリケーションから受け取る強力な機能が装備されている。通常こうした外部コマンドの送信元となるのは、イベントハンドラないしNagiosのWebインタフェースである。外部コマンドが最も役立つ状況としては、各自のシステムで用いるハンドラを作成する場合や、Nagiosと情報交換をさせる外部アプリケーションを構築する場合を想定すればいい。 本稿はPackt Publishingより最近出版された『Learning Nagios 3.0』からの抜粋である。 外部コマンドパイプとは
