12月25日、日銀は生鮮食品とエネルギーを除いた日銀版コアコアCPIの前年比上昇率が11月にプラス1.2%になったと発表した。 写真は日銀本店。2008年12月撮影(2015年 ロイター/Yuriko Nakao) [東京 25日 ロイター] - 日銀は25日、生鮮食品とエネルギーを除いた消費者物価(日銀版コアコアCPI)の前年比上昇率が11月にプラス1.2%になったと発表した。9月から3カ月連続で同水準となった。 日銀では、2%の物価安定目標の実現に向け、物価の基調的な動きを重視しているが、昨夏以降の原油価格の急落を受けてエネルギー価格の変動が激しくなる中、目安とする生鮮食品を除いた消費者物価指数(コアCPI)では基調が判断しづらくなっているとみている。