上の写真は2003年4月9日、イラクの首都バグダッド(Baghdad)のファルダス(天国)広場で引き倒されるサダム・フセイン(Saddam Hussein)大統領(当時)の像。下は米軍のイラク侵攻から5年を迎える前の2008年3月9日、同じ広場のフセイン像のあった場所に建てられた「自由の像(Statue of Liberty)」。(c)AFP/PATRICK BAZ 【3月19日 AFP】イラク戦争開戦から20日で5年目を迎える。これまでに4000人近い米軍兵士が死亡しているが、米国人の関心はイラクよりも米景気の行方に移りつつある。 ■4人に3人が「米経済は不況」と回答 つい最近までイラク問題は米政界の話題を独占し、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)大統領の後任を選出する大統領選挙でも主要な争点になると考えられていた。 しかし長引くイラク戦争に代わり、多くの米国人の意識
