前回までで、Enduring CSS(以降ECSS)の考え方を紹介してきました。ECSSというのは端的に言うと「分けて考えよ」という設計思想です。当たり前ですけれども、どう「分けて」考えるかは、設計者自身に判断が任されています。 ECSSには、Webアプリケーション向けに考えられた設計方法であると書かれていますが、筆者Takazudoとしては、より広い範囲で応用できる考えだと感じました。今回は、どのようにECSSの考え方を活かすべきかという点について考えてみます。 コンポーネント指向のフレームワーク 2017年時点において、ReactやAngularのようなコンポーネントベースでWebアプリケーションを構築できるフレームワークが台頭しています。このようなフレームワークでは、コンポーネントの中にだけCSSを適用するアプローチを取ることができます。 Reactを使ったモジュラーCSS : CS
