アイヌの人々に関する内閣府の世論調査で、差別や偏見が「あると思う」と答えた人は21%、「ないと思う」と答えた人は29%でした。 この世論調査は、去年11月から12月にかけて、全国の18歳以上の3000人を対象に郵送で行われ、53%にあたる1602人から回答を得ました。 それによりますと、アイヌの人々に対し、現在、差別や偏見があると思うか尋ねたところ、 ▽「あると思う」と答えた人は21%、 ▽「ないと思う」と答えた人は29%でした。 前回・6年前の調査は面接方式で行われているため、単純に比較できませんが、その時は「あると思う」が18%、「ないと思う」が51%でした。 一方で、「わからない」と答えた人は今回が50%、前回は31%でした。 また、「あると思う」と答えた人に、その原因や背景を複数回答で尋ねたところ、 ▽「歴史に関する理解の不十分さ」が最も多く79%、 次いで ▽「文化に対する理解の
