印刷 NHKを代表するクラシック音楽番組として30年以上親しまれてきた「N響アワー」(Eテレ、日曜夜9時)が3月で終了することになった。「N響だけを金科玉条にしていると、クラシック全体の底上げができない」とNHK。後継番組は室内楽やオペラ、バレエなどにも間口を広げる。 N響アワーは1980年に始まり、NHK交響楽団の定期公演を中心に放送してきた。32年の歴史に幕を下ろし、4月からは初心者にも分かりやすく魅力を伝える「ららら♪クラシック」に模様替えする。司会は作家の石田衣良さんと作曲家の加羽沢美濃さん。「今はクラシックファンも多岐にわたる。N響以外の演奏も取り上げたい」と担当者。 BSプレミアムでは従来通り、N響のすべての定期公演を放送する。地上波は入門編と位置づけ、さらに楽しみたいファンはBSに誘導したい考えだ。 購読されている方は、続きをご覧いただけます関連記事未来の名指揮者? 交