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美術に関するshigak19のブックマーク (10)

  • 横たわる夕顔、嘆く光源氏…幻の「夕顔の死」見つかる:朝日新聞デジタル

    江戸時代初期に描かれ、全容がわからないこともあって「幻」とも呼ばれる「盛安源氏物語絵巻」のうち、ヒロインの一人である夕顔の死を描いた場面が新たにフランスで見つかった。源氏物語絵巻で不幸な場面を描いたものは、極めて珍しい。 横たわる夕顔や死を嘆く光源氏、駆けつける家臣、建物の内装などが精巧に描かれた図は縦35センチ、横132センチ。保存状態はよく、金がふんだんに使われている。仏のコレクターが購入後、美術史家のエステル・ボエールさんを介して佐野みどり学習院大教授(日美術史)が調査。画風などから盛安の夕顔と確認した。 佐野教授によると、多くの源…

    横たわる夕顔、嘆く光源氏…幻の「夕顔の死」見つかる:朝日新聞デジタル
    shigak19
    shigak19 2019/01/17
    光源氏の基準で言えばやや身分が低い女性、何だよなあ夕顔。中将の娘でも低いとはと思った覚えが。六条の御息所の嫉妬が強烈なんだけれど、実は頭中将の元恋人でもあるという
  • nix in desertis:東大食堂の壁画廃棄問題についての雑感

    ・宇佐美圭司壁画処分問題(Togetter) ・展示されていた宇佐美圭司の絵画は・・・ (東京大学消費生活協同組合:ひとことカード集) → 不祥事であり議論の大筋には同意するが,その上で言うと,残念ながら宇佐美圭司は「誰でも名前ぐらい聞いたことあるでしょレベル」では全くない。関心が無い人が見たら抽象画であるがゆえに「奇抜な壁の模様」にしか見えず(つまり壁画とすら認識されない),ましてや知名度のある画家の作品とは思われないと思われる。なにせ,多少なりとも美術に関心があり,かつ4桁のオーダーでここに通った私でも,このニュースを見て「そういえば抽象画の壁画あったな」とやっと思い出すレベルである。ましてや他の大多数の学生・教職員をや。おそらく学内で知名度アンケートをとっても1%に満たないであろう。 → 「今の日の大学の知的レベルがわかる話だ。」とか適当なことを言っている人が東浩紀含めて複数いるが

    shigak19
    shigak19 2018/09/16
    生協施設は大学構内だけれど多分直接国立大学法人の資産管理対象ではないのでどんなに大学当局が熱心でも要請とか教授出身役員を通じての活動にならざるを得ないんだろうとも
  • nix in desertis:イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢に会いに行く

    新美術館のビュールレ・コレクション展に行ってきた。ビュールレ・コレクションはその名の通りドイツの実業家のエミール・ゲオルク・ビュールレが収集したコレクションであるが,実業家として大成した時期がナチス=ドイツの時期,美術品収集を開始したのも同時期。ナチスが没収した退廃芸術を競売で買い漁っていて,戦後はスイスにばっくれて収集品の返還も拒否し,それをめぐって裁判も戦っているので綺麗なコレクションかと言われると微妙である。それが2008年に大規模な美術品窃盗団に襲われ,2012年に窃盗団が逮捕されて作品は戻ってきたものの(リンク先はAFPBB),もはや財団自身では守りきれないと判断してチューリヒ美術館に寄託する流れとなった。今回の巡回展は寄託前最後のお披露目である。 この辺の話はビュールレ財団の恥と言えるのにもかかわらず展覧会でのキャプションや図録では詳細に説明されていて,「よくここまでぶっちゃけ

    shigak19
    shigak19 2018/04/21
    「センター」で言及された展覧会を巡る現代史
  • nix in desertis:一生分の宸翰を見たのでは

    東博の仁和寺と御室派展に行ってきた。仁和寺と言われても徒然草のドジなお坊さんしか思いつかないという人,安心してほしい。私も今回の展覧会にあわせて調べるまでは似たようなレベルであった。仁和寺は宇多天皇が9世紀末に創建し,退位後に出家して宇多法皇となった際に居住していた寺院である。「仁和」は創建当時の元号。宗派は真言宗になり,完全な密教系。「御室派」の名は歴代の天皇の帰依を受け,歴代門跡(法主)も皇室出身者(親王・法親王)が受け継いできたという歴史があるため(幕末に皇室出身者以外に変わる)。同じような立ち位置の寺院としては同じく真言宗の大覚寺があるが,こちらの方が「大覚寺統」のおかげで有名であろう。なお,立地は龍安寺のすぐそこ,桜の名所だそうだ(が,京都に桜の名所は無数にあるので……)。 仁和寺はそうした事情から皇室縁の寺宝が多く,応仁の乱で建物はほぼ全焼しているが,寺宝は避難させていたため,

    shigak19
    shigak19 2018/02/19
    これは面白い。何となく書道の教科書にも載ってた嵯峨天皇のような感じで代々書いているかのような思い込みがあったので
  • nix in desertis:おならの力は偉大

    サントリー美術館の絵巻物展に行ってきた。展覧会の正式タイトルは「絵巻マニア列伝」で,後白河法皇(後白河院)・源実朝・花園天皇(花園院)・伏見宮貞成親王(後崇光院)・後花園天皇(後花園院)・三条西実隆・足利将軍家・松平定信という所有者別に展示が分けられていたが,これはぶっちゃけて言うとあまり見やすい分け方ではなかった。そのせいで展示物の制作年代がいったりきたりするし,テーマごとに分けられているわけでもないし,ひどいと同じ作品の別場面がかなり離れた位置に展示されるということにもなっていた。確かに所有者の日記や書籍,目録などを展示したかった意図はあるだろうし,これはこれでおもしろかった。しかし,こうなってしまうならそういったものは「歴代所有者の著作物・目録」という章を独立して作ってしまって,そこでまとめて見せてくれたほうが,絵巻物の展示は寸断されなかったし,所有者の著作物や目録も時代の変遷を簡単

    shigak19
    shigak19 2017/04/22
    日記って面白さの割に本と同じような展示しか観た記憶が無かったので、面白そうな展示方法/「江戸しぐさ」なんかよりそういう作品でも紹介した方が小学生には伝統文化への導入として良いのかもしれない
  • nix in desertis:2月に行った展覧会(都美ヴェネツィア・ルネサンス展,サントリー美術館新所蔵品展)

    都美のヴェネツィア・ルネサンス展に行ってきた。最近やたらとよく来るなというイメージだったが,去年はこの1回だけか。ボッティチェリも頻繁に来ているイメージがあるし,三大巨匠以外も見ろよ日人というイタリア当局の攻勢だろうか。今回の構成は去年のものとほとんど変わらず,早期のベッリーニ兄弟から,盛期のティツィアーノ,そしてティントレットやヴェロネーゼへという流れの紹介。ヴェネツィア・ルネサンスの流れや特徴については前出の拙文から付け足すことは特に無いので省略する。 展示された作品は,去年がほとんどヴェネツィア・アカデミア美術館のものであったのに対し,所蔵元が北イタリア各地に散らばっていて,そこで差別化は図られていた。ジャンルとしては肖像画が多く,次に歴史画。また,会場がかなり広い都美の企画展示室を使っていた割には作品数が約70点しかなく(油彩画はうち約50点),1品1品が大きかったとはいえ,ゆっ

    shigak19
    shigak19 2017/02/27
    辻さん、一瞬『日本官僚制の研究』の著者かと思ったが成程同名異人だった、という相も変わらず美術に疎い当方/まあ例によって配架場所も分からぬ積読中ですが…丸山眞男より1つ上なんですね
  • nix in desertis:小田野直武と秋田蘭画

    これもとっくの昔に会期が終わっているが,サントリー美術館の小田野直武展。小田野直武は江戸後期に活躍した秋田藩出身の画家で,『解体新書』の挿絵を担当したことで有名な人物である。この展覧会では小田野直武を中心に,彼が滞在していた当時の江戸の蘭画受容やその秋田への伝播,藩主を通じた藩同士の文化交流等に焦点が当てられた。 驚くのは小田野直武の早熟っぷりで,24歳の頃に,秋田藩に鉱山調査に来た平賀源内の紹介で江戸へ。そこで杉田玄白らと知り合って,翌年には『解体新書』の出版に携わっているという。蘭画に格的に習熟したのはその後になるから,『解体新書』がきっかけだったと言えよう。今回の展覧会では江戸に行く前の頃の作品も展示されていたが,普通に上手い狩野派である。上手いには上手いが,ここから『解体新書』に抜擢された理由は人のつながりとしか言いようがないのだな,と思う程度には特徴がなかった。ともあれ,そこか

    shigak19
    shigak19 2017/02/19
    まんが日本の歴史だと、平賀源内との対比で人の好さそうな優男風の作画だったな、年少で後輩キャラの桂川甫周と。夭折してたのか
  • 美術史の教科書 まとめ

    @momokanazawa @momokanazawa スペインの「美術史」通史の教科書が届いた。カラーが豊富。イスラーム美術についても一章たててある。プレロマネスクも扱いが大きい。

    美術史の教科書 まとめ
    shigak19
    shigak19 2016/05/06
    門外漢には概説書探しの参考になる
  • 岡部いさくさんはTwitterを使っています: "版画家で詩人の恩地孝四郎の展覧会を、東京の国立近代美術館でやってて、行けるもんなら行きたいんだけど、恩地孝四郎は昭和9年に「飛行官能」

  • nix in desertis:2015年自薦記事10選

    昨年の。それぞれに読み返した感想とか裏話とかをつけておいた。それではみなさんよいお年を。私はコミケ頑張ってきます。 1.2015年度センター試験地歴の「やらかし」について(1/18) → 物事がいろいろ終わった2,3ヶ月経過した後,周囲の状況を鑑みつつ言及するスタイルの自分としては,極めて速報性にこだわったという点で珍しい記事。これはさすがにセンター試験後即日じゃないと意味が無いとは思った。ジョン=ケイ(紡績機)は,私自身ほとんど知らない人物だったので,急いで東大図書館に駆け込んで,近代イギリス史や科学技術史の棚と長いことにらめっこして書かれた記事だったりする。ちなみに,今年で一番はてブが伸びた記事でもある。 2.受験世界史悪問・難問・奇問集 ver.2015(3/12-15) → これは毎年恒例で。恒例すぎるのでちょっと選ぶのを躊躇する気持ちがなくはなかったが,そうは言っても看板企画では

    shigak19
    shigak19 2015/12/31
    「自薦記事」の実践。『がっこうぐらし!』という作品自体を完全に見落としていた。
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