英紙タイムズのオンライン版は、米Googleが自動通訳フォンを開発中だと報じた。電話に向かって自分の言語で話しかけると、自動的に別の言語に翻訳された音声として電話の向こうのユーザーに伝わるという技術で、Googleの翻訳サービスの責任者であるFranz Och氏によると、基本的な仕組みは2、3年以内に完成する見通しという。 Googleは既に、ウェブ上の52の言語の文章を自動翻訳する技術と、音声認識の技術の両方を、別々に開発し実用化している。この2つの技術を組み合わせることで、電話向けの自動通訳技術の実用化を目指しているという。完成すれば世界中の人々と自由に電話で話ができる夢の技術となるが、実際に「使える」レベルに達するまでには、まだまだ時間がかかるのではないだろうか。 自動翻訳技術は発展途上と思うが タイムズは、文章の自動翻訳技術はかなり精度が上がっているが、音声認識のほうは多彩なアクセ
