Salesforce.comがオンデマンドアプリケーション関連の新たなサービスを立ち上げる準備を進め、OracleやMicrosoftとの直接競争も辞さない構えを取っている。 Salesforce.comは米国時間10月9日に年次ユーザーカンファレンスを開催し、バックエンドサービスとともに利用するJava風の新プログラミング言語「Apex」を発表した。同言語は、Salesforceがホスティングしているインフラストラクチャ上で動作するオンデマンドビジネスアプリケーションの開発に用いられる。 Apexは、バックエンドデータベースおよびワークフローサービスとあわせて、ビジネスコンピューティングプラットフォームとして運用されることを想定したサービスだ。すなわち、Oracle、Microsoft、SAPなどのソフトウェアおよびサービスと直接的に競合することになる。 Salesforceの製品マーケ
