100万部を超えた伝記「スティーブ・ジョブズ」(講談社の公式ページより) 10月24日、講談社より公式評伝『スティーブ・ジョブズ』が発売されました。発売前に重版が決まり、電子書籍も異例の売れ行きが発表されるなど、本書を巡っては翻訳書籍の歴史を塗り替える出来事が続いています。 一方で、「海外では1冊にまとまっているのに、上下巻となっていて価格が高いのではないか?」「紙の本と電子書籍で値段が同じなのはなぜ?」「カバーのデザインが海外版と異なるのは納得いかない」など、様々な反応が寄せられたともいいます。 そこで、「スティーブ・ジョブズ」の編集・刊行を行った講談社学芸局翻訳グループの柿島一暢さん、青木肇さんに、本書の権利獲得から出版に至る経緯を伺いました。お二人は本書の編集作業もタッグを組んで行っています。 異例続きの制作過程や、翻訳書・電子書籍に与えるインパクトについて現場から見えて来たこととは
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