IPA「脆弱性届出制度に関する説明会」が開催されました。 そこで、この制度の利用者(?)の方から、いろいろな感想が「つぶやかれています」。この点については、「脆弱性届け出制度に関する説明会のつぶやきまとめ」でまとめられています。 私(高橋郁夫)個人としては、いわゆる「中の人」になりますので、具体的なこの制度の変更にいたった議論の経緯その他についてコメントすることは避けます。 ただし、この制度について、常にウワォッチし、あるべき制度を考えていた一法律家としてのコメントをさせていただければ、以下のとおりになるかと思います。 まずは、この制度が構築されたのが、2002-2003年の時期であったということは、さけて通ることができないと思います。その当時までに、時計を巻き戻してみましょう。 研究者・実務家の方が、脆弱性を見つけた、それを企業に対して、これ、脆弱性になるから直したらいいんじゃないの?と