本日のSydney Morning Heraldの記事です。 Bicycle of the future shifts gears via brain waves なんと、脳波で自転車のギアを変速してしまうという技術がすでにプロトタイプ化されている段階だということです。 あんなこといいな、できたらいいなの世界を本気で実現しようとしている。 これはトヨタプリウスプロジェクトの一環のようですが、まさかトヨタが自転車のことまで考えてる、しかも一般人の発想をはるかに超えたレベルで考えプロジェクト化してるとは知りませんでした。 脳波でギアを変速させるには、ある程度のトレーニングが必要だということですが、すでに脳波で画面上の対象物をコントロールするということは技術的に可能になっているようです。 以前読んだ池谷裕二さんの脳科学の本にも脳波はコントロールできるようになると書いてあった。 コントロールするに
生物の優れた機能を研究して、それを機械やシステムで実現するという考えはいつの時代でも魅力的である。 1960年9月、私が3年間勤務した電気試験所(現産総研)から東大の南雲研究室に助手として戻ったころ、「バイオニクス」という概念が米空軍のスティールによって提唱されていた。 バイオニクスという議論が野心的であったのは、エレクトロニクスが電子(エレクトロン)を活用した技術体系ならば、生命の単位を意味するギリシャ語の「ビオン」を活用した技術体系を作ろうという呼びかけである。 第一回のバイオニクスシンポジウムが開かれ、電子工学はもとより、数学、心理学、生理学など700人以上の研究者が集まっていた。 当時の状況を振り返ると、戦後のエレクトロニクスを中心とする技術進歩が一つの壁にぶつかっていたことが上げられる。工学の課題が複雑で解決困難になっていた。 たとえば、計算機は発達したが、ものを見分ける人間の「
前の記事 人間の「クイズ王」と対戦、IBMの『Watson』(動画) 「愛情ホルモン」オキシトシンのダークサイド 2011年1月14日 サイエンス・テクノロジー コメント: トラックバック (0) フィードサイエンス・テクノロジー Dave Mosher 息子を抱く、米国の技術兵。背景に映る重装備軍艦『USS Bulkeley』(DDG 84) に乗り込むところ。画像はWikimedia ホルモン『オキシトシン』は、愛情や信頼などの感情を呼び起こすとされている。しかし、このほどオキシトシを男性被験者に投与した実験によって、この化学物質の「負の側面」が明らかになった。被験者らのエスノセントリック(自民族中心主義)な傾向が増したのだ。 1月10日付けの『Proceedings of the National Academy of Sciences』に掲載された論文によると、たとえば、「暴走列車
前の記事 各種の機器がつぶやくTwitter:急成長するマッシュアップ 脳から『Twitter』に直接送信(動画) 2009年4月21日 Brandon Keim 4月1日(米国時間)の午後早く、ウィスコンシン大学の生物医学エンジニアであるAdam Wilson氏は、『Twitter』にメッセージを投稿した。ただし、入力に使ったのは両手ではなく脳だ。「USING EEG TO SEND TWEET」[卵を使ってさえずり(TWEET)を送信]と頭の中で考えたのだ。 このメッセージは、電話を発明したアレクサンダー・グラハム・ベルの「Mr. Watson, come here. I want to see you.」[ワトソン君、こちらに来てくれ。会いたいのだ]の現代版といえるかもしれない。 ブレイン=コンピューター・インターフェース(BCI)は、もはや単に人々を驚かせる技術ではなく、考えること
前の記事 道路を走れる飛行機『Transition』が試験飛行(動画) 脳の「共感スイッチ」:情報の氾濫は共感能力を阻害する? 2009年4月16日 Brandon Keim Image: PNAS 人間はもともと利己的だという見方もあるが、最新の研究によって、共感は恐怖や怒りと同じように脳の深いところに根ざしているらしいことがわかった。 4月13日付け『米国科学アカデミー紀要』(PNAS)に掲載された、南カリフォルニア大学の神経科学者Antonio Damasio氏などによる研究では、13人の被験者に対して、マルチメディアによるドキュメンタリー形式で、共感をかき立てるように意図された物語を提示し、被験者の脳の活動を記録した。 この結果、共感や賞賛といった感情は、大脳皮質よりさらに深い部分の、視床下部や脳幹に根ざしていることがわかったという。こういった領域は、生物としての活動自体を統御する
世界初のラットの神経細胞だけで制御するロボット「ゴードン(Gordon)」と、ゴードンに設置されるラットの神経細胞が配置されたマルチ電極アレイ(2008年8月13日提供)。(c)AFP/DIEM Photography/University of Reading 【8月14日 AFP】英レディング大学(University of Reading)の研究チームは13日、おそらく世界で初めてラットの神経細胞だけで制御するロボット「ゴードン(Gordon)」を発表した。 ゴードン製作者の1人、レディング大学のケビン・ウォーウィック(Kevin Warwick)教授はAFPに対し、この画期的な実験の目的は自然知能で記憶が蓄積される仕組みを解明することで、消滅しつつある自然知能と人工知能の境界線を調べることにより、記憶や学習能力の基本構造が解明される可能性があると明らかにした。 また、神経細胞が電気
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