新人時代、初めて突きつけられる責任。それまでは平々凡々と過ごしていてさえいればよかった学生時代から、突如放り込まれる社会という世界。 年齢も関係なく自分の力量で仕事と向き合い続ける日常に新鮮さと厳しさ、そして僕の場合は伸び伸びとした空気を感じていた。 ある時、自分と年齢に大差のない人が大活躍している記事をみた。 どうやったらこの人を越えていけるか。出自も経歴もぜんぜん違う自分がこいつに勝つにはどうすべきか。そんなハングリーな世代じゃないかもしれないけれど、何か前進する体験は生きてる上で大事な経験だと思う。もう否定できないほどおじさんになってこそ思う。やりきった、出し切った経験をいかに重ねれたかが、おじさん以降の時代の自由にも繋がる。 この時、思い出したのが高校時代の話。 部活にあけくれる同級生たちの毎日同じ練習を繰り返す風景と、それを見続け彼らの試合を学校サボって観戦しに行った試合で目の当