IoTとともに考えるべき、IoPとIoHの改善と向上:IoTによって製品品質を向上する(1)(1/2 ページ) IoTの活用が広がりを見せていますが、上手に活用すれば製品品質の向上につなげることも可能です。本連載では、最新の事例を紹介しながら、IoTを使って製品の品質をどう向上させるかについて説明していきます。第1回となる今回は、IoTを取り巻く動きの概要について紹介します。 プロセスや人を対象とする「IoP」と「IoH」 昨今、IoT(モノのインターネット)という言葉が頻繁にメディアに登場するようになっています。インターネット上で「モノ」と「コト」をつなぎ、何か新しい製品やビジネスモデルを作ったり、業務を改善したりするのに活用されています。IoTは、検証・実験の段階は既に終わり、実際に現場で入手した不良品などのデータを各関連工程にフィードバックして製品の品質を向上したり、手直し工数を削減
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