トッド・ヘインズ監督写真:Chris Ashford/Camera Press/アフロ [映画.com ニュース] 第68回カンヌ映画祭に出品された最新作で、ケイト・ブランシェット主演のレズビアンドラマ「キャロル(原題)」が絶賛されているトッド・ヘインズ監督が、1960年代から70年代にかけて、米ロサンゼルスとハワイを拠点に実在したカルト教団「ソース・ファミリー(Source Family)」(別名:ヤホワ13)を題材にしたテレビミニシリーズを企画していることがわかった。 ファーザー・ヨッドと名乗る教祖が率いたソース・ファミリーは、菜食主義と動物愛護を標榜。当時、ファーザーの教えは音楽を通じて伝えられ、レコードというかたちで信者に配布された。レコードにはサイケデリック、フォーク、ジャズ、ブルース、ロックなどの20世紀アメリカ音楽のさまざまなスタイルが盛り込まれており、信者以外の一般の音楽フ