年間1000億円を稼ぎ出す“アイドル帝国” 年間1000億円を稼ぎ出すアイドル帝国を作り上げたジャニーズ事務所のメリー喜多川名誉会長が8月14日、肺炎を患い都内の病院で亡くなった。享年93歳。最期を看取ったのはメリー氏の娘で、ジャニーズ事務所社長の藤島ジュリー景子氏(55)と孫娘だったという。 SMAPやTOKIO、V6、KinKi Kids、嵐、関ジャニ∞……、活躍目覚ましいKing&Prince、SixTONES。錚々たるスターを輩出してきたジャニーズは、「いちエージェント(芸能事務所)がこれほどまでに社会的な影響力を持つのは世界的にみても稀。主要メディアが忖度するのは日本の特殊な現象で、大衆文化の頂点にいるのではないか」(外国人特派員)。 1962年創業のジャニーズ事務所は少年を発掘する天才的審美眼の持ち主、ジャニー喜多川氏と、彼を経営で支える姉、メリー氏の両輪で大きく発展してきた。
