大駱駝艦の新作公演『ムシノホシ』が、6月26日から東京・三軒茶屋の世田谷パブリックシアターで上演される。 舞踏家・俳優の麿赤兒率いる大駱駝艦は1972年に設立された舞踏集団。自らの様式を「天賦典式」と名付け、身振りや手振りで構築された作品をこれまでに数多く創出している。2012年に上演された創立40周年公演『ウイルス』は、2013年にフランスの『モンペリエ・ダンス・フェスティバル』、スペインの『マドリッド・ダンス・フェスティバル』でも披露され、「現在の大駱駝艦舞踏」として高い評価を受けた。 『ムシノホシ』は、地球上の多様な環境において自らを変化し続けながら生き延びてきた「ムシ」を、宇宙からのメッセージを受け止めている生物として捉えた作品。音楽を『ウイルス』に続いてのタッグとなる尺八演奏家の土井啓輔とジェフ・ミルズが担当する。チケットは現在発売中。 大駱駝艦・天賦典式 『ムシノホシ』 201