全米24の大都市圏の飲用水から、医薬品成分が検出 2008年3月11日 環境 コメント: トラックバック (0) Brandon Keim Image Credit: Fay Celestial AP通信の記事によると、全米24の大都市圏で、飲料水から医薬品の成分が微量だが検出されたという。 検出されたのは、抗うつ薬、心臓病の薬、性ホルモン、アナボリック・ステロイド[筋肉増強剤]など様々な化学物質。これらは人体から排出され、水処理施設で除去されずに素通りし、環境内に蓄積したものだ。 われわれの飲み水に混入したこれらの化学物質がどんな結果をもたらすかについては明らかではない、と製薬業界は述べている。 「現在われわれが認識している限りでは、環境内にある医薬品が人間の健康に害を及ぼすリスクは全くないか、あってもごくわずかだ」と、微生物学者で米国研究製薬工業協会(PhRMA)のコンサルタントを務め