ここでは、『販促会議』2015年11月号に掲載された連載「販促NOW-アプリ編」の全文を転載します。 日本におけるスマホのメッセージアプリと言えばLINE。軽快な操作性と豊富でかわいいスタンプの存在によって、一気にメジャーとなった。LINEがないと仲間はずれになるからと、わざわざガラケーからスマホに乗り換えた人もいて、一躍「社会インフラ」になってしまった感もある。すでにLINEは日本だけでなく、台湾やタイといった東南アジアやスペイン、中東などでもユーザーが広がっている。 一方、中国となると、LINEは苦戦を強いられている。テンセントというネット企業があり、「WeChat」と呼ばれるメッセージアプリを提供しているからだ。すでにWeChatは、9億人のユーザーがおり、中国人のメッセージツールとして、社会インフラのようになっている。