コンテナに対するあらゆる需要に応えるソリューションこと Kubernetes が流行りですね(雑なはじめかた)。僕も何度かこのビッグウェーブに乗ろうとしましたが、新しい概念の多さと、ズボラ運用には厳しいメモリ使用量で断念してきました。動かしたい環境というのが、メモリ 1GB の VPS だったり、メモリ 1GB の ARM シングルボードコンピュータなわけで……。 そんなところに颯爽と登場したのが k3s です。公式の謳い文句から解説しているページは「k3s kubernetes」で検索すれば無限に出てくると思うので、そちらにおまかせして、じゃあ実際どうやってあの馬鹿でかい Kubernetes をコンパクトにパッケージングしたのかについて見ていきたいと思います。 シングルバイナリ?ホンマか? シングルバイナリと聞くと、ぱっと思いつくのは BusyBox のように、すべてのプログラムをまと