無断リンクのことはよくわからないが、私がときどきふしぎに思うのが「無断転載禁止」というやつ。ウェブ上にいったん公開したものを他人がどう使おうがかまわない気がするのだが、作者はよほどそのコンテンツに愛着があるのだろうか。それとも自分が心血をそそいでつくったものを勝手にひとに使われるのは我慢がならない、ということか。 いや、たぶんそんなけちくさい話ではなくて、むしろ著作権が問題なのだろう。しかし、それにしても、と思う。ウェブ上のものは基本的にただで読める。ということは、いくらがんばって書いてアップしても一文にもならないということだ。金のからまないところで発生する著作権というのもあいまいなものだという気がする。 それにもうひとつ、ウェブ上の著作はたいてい実名を出して書かれていない。つまりそれだけだれが書いたかということは問題にされにくいわけだ。どこのだれが書いたかわからないものに著作権もへったく