引退試合で最後の雄姿を披露した。楽天渡辺直人内野手兼任打撃コーチ(40)は自らの希望で「1番DH」で西武戦にスタメン出場。 バットでは4打数2安打。先制のホームにヘッドスライディングで飛び込むと9回には遊撃の守備につき、遊ゴロ併殺を完成。東北に愛された男が、寒空の杜(もり)の都で走攻守に輝いた。 ◇ ◇ ◇ 感情がこみ上げた。9回。DHを解除し渡辺直が慣れ親しんだ楽天生命パークの遊撃へたどり着くと、涙が出た。「ずっとふわふわしていました」。無死一、三塁。栗山の打球が飛んできた。「ショートバウンドでゲッツーだなと。意外と冷静でした」。打球を正面でつかみ、二塁浅村へトス。遊ゴロ併殺を決め、スタンドをいっそうわかせた。 試合後のセレモニー。マイクを握ると、恩師の言葉が身に染みた。「選手として、目指していた言葉があります。1つは『一流の脇役になる』ということ。野村監督の教えです。もう1つは
楽天は5日、由規投手(30)熊原健人投手(27)山下斐紹捕手(27)ルシアノ・フェルナンド外野手(28)渡辺佑樹投手(24)の5選手に来季の選手契約を結ばないことを通告したと発表した。 仙台出身の由規は「今の段階では現役続行を希望しています。他球団のお話なども待ちながら、トライアウトへの参加も考えています。球団には感謝しかないです。ぼろぼろになった状態でとっていただいてほぼ全く投げられない状態で来たので、それを考えるとここまで投げられるようになるまでリハビリで支えてくださったトレーナーの方々にも感謝ですし、とにかく野球ができる環境をつくっていただいたことが、僕にとっては本当に感謝しかないです。その中で昨年1試合だけですが、この楽天生命パーク宮城で地元の声援を浴びながら投げられたことがなによりの宝物です。まず、地元に球団があって地元でプレーできる選手はなかなかいないと思いますので、そういう意
身バレ覚悟で書く。 結婚前に同棲を始めたが、生活が破綻しかかっている。 夫 ・契約社員 ・平日7時半〜8時半に帰宅 ・土日も7,8割は仕事がある。あるときは朝〜6時くらい ・家事はほぼすべて負担 ・家計には月10万負担。ただし住宅手当2万5000をもらっている 妻 ・正社員 ・平日8時半〜9時半に帰宅 ・土日もほぼすべて仕事あり。昼〜8時くらい ・家事はほぼしない ・家計には月10万負担。ただし住宅手当はもらっていない ・各種手当てをあわせても年50万ほど夫よりも年収が高い 夫は一人暮らし時代と比べて人が増え、家が大きくなったことによる家事が増えたことによって、 妻は仕事の負担と家庭での食べ終わった食器や脱いだ服の片付けの負担の両方によって、 お互いにストレスで潰れかかっている。入籍の予定日も間近に迫っているが別れた方がいいのでは?といった話も出ている。 時間が経てば解決する程度の問題なの
巨人・岩隈久志投手(39)が今季限りで現役を引退することが19日、発表された。それに伴い、楽天時代の同僚たちは球団を通じてメッセージを送った。 小山投手コーチは2005年の創設初年度から、岩隈が米メジャー・マリナーズへ移籍するまでの7年間ともにプレー。「投手としてのすごさを目の当たりにしました。それに、僕が引退する時は花を出してくれるなど気を遣ってくれる、人としても素晴らしい選手でした」と振り返った。 さらに「近年は故障して、復帰してほしかったですけど、昨年ファームで対戦した時、ジャイアンツのユニホームを着て投げている姿、あの投球術を見させてもらい、感慨深かったです。これからは体を休めて、今までの経験を今後の野球人生に生かしてもらいたいです。本当にお疲れ様でした」と、ねぎらった。 渡辺直は07年から4年間共闘。右腕の1学年上で、自身も今季限りで現役を引退する。「イーグルスのエースとして創設
楽天が自力CS進出の可能性が消滅した。ソフトバンク戦今季2戦2勝の先発塩見貴洋投手が1回1死から6者連続単打で4失点。腰の違和感を訴え2/3回28球で降板した。2番手以降も流れを切れず3回までに7失点。 2位ロッテに連勝で福岡へ乗り込むも、押し切られた。三木肇監督は「シーズン終盤になるといろいろなものが進んでいく。何も確定していないので必死に戦うしかない」と前を向いた。 ▽楽天塩見(腰に違和感を訴え2/3回28球4失点で降板) チームの皆さんに申し訳ないです。 ▽楽天下水流(8月26日ロッテ戦以来のスタメン出場で1号2ランを含む2安打3打点) ここまできたら技術というより強い気持ちだけ。最初が一番大事だと思っていたので結果が出せてよかった。
楽天先発の塩見貴洋投手(32)が2/3回、28球で緊急降板した。腰部に痛みを訴え、大事をとった。病院へは行かずに、患部治療で様子を見る。 1回1死から6者連続で単打を許し4失点。7番松田宣に左前適時打を許した後、2死二塁で8番バレンティンを迎える場面でベンチへ訴え、伊藤投手チーフコーチとトレーナーがマウンドへ駆け寄った。 塩見は伊藤コーチから腰に手を置かれ、ともにベンチ裏へ入った。約3分後に三木監督が2番手酒居への投手交代を告げた。酒居はバレンティンを1球で二飛に抑えた。 塩見は今季ソフトバンク相手に2戦2勝、防御率0・66と好相性ぶりを見せていた。負ければ自力でのCS進出の可能性が消滅する一戦で痛い降板となった。
千葉ロッテマリーンズで、一軍選手8人を含む13人の新型コロナウイルス感染が明らかになったのは、今月6日のこと。球団側によると9月29日から10月1日、札幌での3連戦時に感染した可能性が高いという。同時に“外食に出た選手はいなかった”とも説明していたのだが……。 *** 集団感染が発覚したきっかけは、岩下大輝投手(24)のコロナ陽性だった。そこから選手とスタッフを検査したところ、鳥谷敬選手を始めとする計14名のクラスター感染が明らかになったのだ。松本尚樹球団本部長は、番記者を相手に経緯を説明したが、 「今回の札幌遠征では4人以内で部外者がいなければ会食はOKというルールだったそうですが、実際に外食に出た選手は“いなかった”と説明していました」(野球担当記者) 阪神タイガースでは、球団のルールを破って外食に出た選手たちが処分されている。ロッテはそうではないというわけだが、事情通の解説はこれと異
好きなことに、貪欲に-。好奇心で動き回る。オリックスを全力応援しているユーチューバーのB-モレルさんは「自分の好きなものをみんなに知ってほしい」という一心でオリックス情報を配信している。 「選手が頑張っている姿や、オリックスというチームの魅力を、もっと多くの人に知ってもらいたい。そう思って動画で毎日配信しています」 17年オフに動画投稿サイトYouTubeで配信をスタートし、現在はチャンネル登録者数が4万人を超える人気ぶりだ。当初は選手応援歌を全力で歌うなどして話題を集めた。現在は主に試合後、当日のハイライトを解説付きで撮影して配信している。「カラオケだとか、最近で言えば河川敷でも撮影しています。現地で観戦したときは、一番後ろの席が多いですね。後ろが壁だと(モザイクなどを入れずに)編集しやすいので」。周囲への配慮も考えながら、こだわりを持って取り組んでいる。 動画の中で発言にも気をつけてい
楽天塩見貴洋投手(32)が26日、国内フリーエージェント(FA)権の資格取得条件を満たした。 八戸大から10年ドラフト1位で入団。1年目の11年に自己最多9勝をマークした。左肩痛で13年は1軍登板なし。18年10月に腰部椎間板ヘルニアの手術を受けるなど、故障も重ねた。10年目の今季は13試合に先発登板し4勝6敗、防御率4・66。通算では145試合に登板し、46勝54敗、防御率3・75を記録している。球団を通じ「自分がFAを取れると思っていなかったですし、入団してから7年、1軍にいれたということなので素直にうれしいです。ここまでこられたのも、監督、コーチ、スタッフ、球団の皆さんのおかげですし、特に自分はけがが多かったので、リハビリに付き合ってもらったトレーナーさんたちには感謝しかありません。今はシーズン中なので最後までローテーションを守り、2013年はけがで1軍にいれなかったので、今シーズン
2004年11月2日生まれの東北楽天ゴールデンイーグルスが、15歳と10カ月で通算1000勝に到達した。球界再編の動きから、50年ぶりのプロ野球界新規参入。“難産”となったが、三木谷浩史オーナーをはじめ、フロント、首脳陣、選手、スタッフの尽力で育まれた。寒冷地の東北に根付き、ファンとともに歩んだ道のり。節目を通過点に“大人”への階段を上り続ける。 ◇ ◇ ◇ 「想像できないですよ。1年目は38勝ですから…」。1勝の重み。球団創設初年度から、ただ1人ユニホームを着続けている小山伸一郎投手コーチ(42)は感慨深く言った。 38勝97敗51分け。100敗寸前のスタートから“16歳”で大台に届いた。 2004年11月2日。東北楽天ゴールデンイーグルスが産声を上げた。同学年は鈴木福と芦田愛菜。冬のソナタのヨン様旋風に、アテネ五輪の「チョー気持ちいい!」。50年ぶり、21球団目の新規参入に三木
◆パ・リーグ 楽天14―6日本ハム(13日・楽天生命パーク) 楽天が今季限りでの引退を表明した渡辺直に逆転勝利を贈った。2―6の2回に鈴木大の適時二塁打で追いつき、3回に勝ち越して17安打で14点を奪った。試合前に引退会見に臨んだ渡辺直の「優勝したい」という思いに応え、6・5差の首位・ソフトバンクを必死に追いかける。 絶対に勝つ。チームの精神的支柱である渡辺直の引退会見が行われた後の試合。会見にサプライズ登場し、涙を流す先輩に花束を渡して抱擁した4番・浅村が号砲を鳴らした。初回2死二塁で、「まさか入ると思わなかった」という詰まった打球は、右翼席で弾む22号先制2ランとなった。 西武時代は渡辺直と二遊間を守ることが多く、大きな影響を受けてきただけに人一倍、気合が入っていた。2回に6点を奪われ逆転されたが、「引退会見をして一発目のゲームで負けるわけにはいかない。点を取られても追いつけると思って
◆パ・リーグ 楽天14―6日本ハム(13日・楽天生命パーク) 楽天が今季限りでの引退を表明した渡辺直に逆転勝利を贈った。2―6の2回に鈴木大の適時二塁打で追いつき、3回に勝ち越して17安打で14点を奪った。試合前に引退会見に臨んだ渡辺直の「優勝したい」という思いに応え、6・5差の首位・ソフトバンクを必死に追いかける。 絶対に勝つ。チームの精神的支柱である渡辺直の引退会見が行われた後の試合。会見にサプライズ登場し、涙を流す先輩に花束を渡して抱擁した4番・浅村が号砲を鳴らした。初回2死二塁で、「まさか入ると思わなかった」という詰まった打球は、右翼席で弾む22号先制2ランとなった。 西武時代は渡辺直と二遊間を守ることが多く、大きな影響を受けてきただけに人一倍、気合が入っていた。2回に6点を奪われ逆転されたが、「引退会見をして一発目のゲームで負けるわけにはいかない。点を取られても追いつけると思って
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