シリーズ「アクセシビリティ通信」ではウェブアクセシビリティに関するトピックを取り上げていきます。今回は aria-hidden 属性について取り上げます。 aria-hidden は、WAI-ARIA で定義されている属性(state)で、要素がアクセシビリティ API に公開されているかどうかを示すことができます。 ある要素に対して aria-hidden="true" を指定すると、その要素自身と子孫要素はアクセシビリティツリーから除外されます。 これは装飾目的の <img> 要素に alt=""(空の値)を指定することに似ており、スクリーンリーダー等の支援技術に対して、不要または冗長なコンテンツを非表示にするために使用されます。 aria-hidden を指定する例 <div aria-hidden>Foo</div> <div aria-hidden="false">Bar</di