2014年12月にカリフォルニア州オークランドで行われた独占禁止法違反訴訟において、Appleの前最高経営責任者(CEO)だった故Steve Jobs氏の稀有な宣誓供述ビデオが法廷で再生されたが、この映像が今後一般公開されることはなくなった。この映像は、Appleの「iPod」メディアプレーヤーおよび「iTunes」音楽ソフトウェアをめぐる同裁判の出席者を前に、法廷で1度だけ再生されたものだ。 Appleを相手取ったこの集団訴訟は米国時間12月16日、無罪の評決が下され終了した。同訴訟を担当したYvonne Gonzalez Rogers判事は17日、このビデオを入手してインターネット上に配信することを求めたAssociated Press、Bloomberg、CNNのメディア3社らによる要請を却下した。 このビデオは、Jobs氏が2011年10月に死去する6カ月前に撮影されたもので、その
